日経平均株価予想(2016年12月19日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(住宅着工件数、建設許可件数)の予想がまちまち
  • 日本経済指標(通関ベース貿易収支(季調前))の予想が少し悪いかもしれない
  • 日露首脳会談で北方4島の共同経済活動に関する交渉を進める事で合意
  • 為替のドル円が1ドル118円台
  • 円安
  • 原油(WTI)高

今日の日経平均株価は19401.15、前日比+127.36(+0.66%)でした。

株価は、前場寄り付きで+150以上の上昇から始まり、前場では多少上下に荒い値動きを見せるも、比較的上げ幅を維持し、後場でも前場同様の値動きを見せ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは円安進行が好感され、日経平均株価が上昇して始まりました。

前場は、続く円安進行が好感された事によって日経平均株価が上昇したものの、手仕舞いに向けての利益確定売りが出ているためか、上値が重く上げ幅を維持する形となりました。

後場は、前場同様で、週末要因などから来る利益確定やポジション調整売りなどで日経平均株価の上値が重いものの、先高期待などの下支えもあってか、上げ幅をさほど縮める事なく、維持する展開が見られました。

日露首脳会談で経済活動に関する交渉を進める事で合意した事が報じられた事で、日露間の経済的な期待や思惑から、上昇の可能性があります。

以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。

12月16日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、円安進行や日銀ETF買入れなどの下支えによる安心感が予想通りであった事から、上昇の予想が当たりました。

さて、日露首脳会談で共同経済活動に向けて交渉する事に合意がなされたようです。

そうなると、日露経済活動への期待や思惑から、日経平均株価の上昇がまだまだ続くやもしれません。

ただ、交渉を進める事に合意したという初歩の段階ですから、変に過度な期待を持つのは禁物でしょう。

交渉がある程度進んでから、突然の決裂なんて場合もあり得ますから…。

何にせよ、経済活動の活発化に向けて大きな材料が出てきた事は喜ばしい事です。

アメリカといい、ロシアといい、来年はすごく荒れるか、もしくは面白い年になるやもしれません。