予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカ経済指標(消費者物価指数(前月比 / 前年比)、消費者物価指数(コア)(前月比 / 前年比)、鉱工業生産(前月比)、設備稼働率、対米証券投資収支)の予想が少し悪い
- アメリカのベージュブック(地区連銀経済報告)公表
- 日本経済指標はなし
- イギリスがEU市場を含めた完全離脱(ハードブレグジット)を表明
- 1/20にトランプ氏がアメリカ大統領就任
- ドル高牽制のアメリカ要人発言
- 為替のドル円が1ドル113円台
- 円高一服
- ポンド安からの回復
今日の日経平均株価は18894.37、前日比+80.84(+0.43%)でした。
株価は、前場寄り付きで+50以上の下落から始まり、前場では一旦+圏に浮上した後に下落して一時-150以上の下げ幅を見せ、前引けに向けては徐々に下げ幅を縮め、後場では大引けに向けて徐々に上昇して一時+100以上の上げ幅を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きはイギリスのハードブレグジット懸念によるヨーロッパ株安やポンド安、アメリカ要人によるドル高牽制発言などから、日経平均株価が下落で始まりました。
前場は、ハードブレグジット表明、ドル高牽制発言、今週末のトランプ氏アメリカ大統領就任式などから、円相場の強含みが見られ、昨日に引き続きポジション調整売りから、日経平均株価が下落したものの、ETF買入れ期待などから下げ渋り、前引けに向けては徐々に回復する展開となりました。
後場は、日銀ETF買入れ期待や思惑から、一部の主要銘柄への押し目買いがあったようで、日経平均株価が多少の上昇を見せました。
ハードブレグジットが表明されたものの、為替のポンドやドル円が回復してきており、下落進行の兆候が伺えない事から、上昇の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
1月18日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)
外れです。
本日の日経平均株価についてですが、イギリスのハードブレグジットに関わる下落の影響が予想外にもすぐに落ち着いた事から、下落の予想は当たりませんでした。
イギリスがハードブレグジットの表明でEU単一市場離脱ではなく、市場も含めた完全離脱を表明した事から、注意が必要でしょう。
イギリスがEUから完全離脱すれば、関税なども復活するわけですから、これまでのような自由な経済活動ができなくなる可能性が高いです。
そうなると、イギリスに企業を持っている企業やその関連会社は一時的にでも撤退する可能性が高く、イギリスの経済や為替相場に影響が出る事もあり得ます。
また、イギリス以外のEUに不満を持つ国々の動向にも注意が必要になります。
今後、イギリス離脱によって、EU内やその周辺国なども含めてヨーロッパがどう変わっていくか注意が必要ですね。
ホント、EUはどうなっちゃうんでしょうかね…。