日経平均株価予想(2017年1月31日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(個人所得(前月比)、個人支出(前月比)、PCEコア・デフレータ(前月比 / 前年比)、中古住宅販売保留指数(前月比))の予想が良い
  • 日本経済指標(完全失業率 / 有効求人倍率、鉱工業生産(速報値)(前月比 / 前年比))の予想が少し悪い
  • アメリカFOMC政策金利発表(2/1)
  • 日銀金融政策決定会合(1/30~1/31)
  • 日本国内企業決算発表(1月下旬~2月上旬)
  • 為替のドル円が1ドル114円台
  • 円安一服

今日の日経平均株価は19368.85、前日比-98.55(-0.51%)でした。

株価は、前場寄り付きで-100近いの下落から始まり、前場では徐々にゆっくりと下げ幅を拡げて一時-150以上の下げ幅となり、後場では徐々に下げ幅を縮め、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは為替のドル円が円高気味であり、さらに本日から日銀金融政策決定会合が行われる事から、日経平均株価が下落で始まりました。

前場は、明日の日銀会合の結果を見極めたい姿勢が強い事から買いが手控えられ、ポジション調整売りなどもあった事から、日経平均株価がゆっくりとした下落の展開となりました。

後場は、円相場が円安気味になってきた事から、押し目買いも多少見られた事で、日経平均株価が下げ幅を少し縮める展開を見せました。

明日の日銀会合結果は「現状維持」である可能性が高いと予想したため、上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

1月30日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、予想以上に明日の日銀会合が警戒されている事から、上昇の予想が当たりませんでした。

どうやら、日銀がイールドカーブ・コントロールの政策にて、年80兆円という国債買い入れ額の数字部分が消えるのではないか、という懸念が出てきているようです。

そういった事も含め、日銀の国債オペに対する考え方を様子見したい姿勢がある模様です。

この他、ETF買入れ額の減額なども議論されるのではないか、との話もあるようです。

明日の会合結果では、日銀政策への期待や思惑を下げさせるような懸念内容が出るかもしれません。

明日の会合結果は、要注意ですね…。