日経平均株価予想(2017年2月16日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(消費者物価指数(前月比 / 前年比)、消費者物価指数(コア)(前月比 / 前年比)、NY連銀製造業景気指数、小売売上高(前月比) / 小売売上高(除自動車)(前月比)、鉱工業生産(前月比)、設備稼働率、対米証券投資収支)の予想が少し悪い
  • 日本経済指標はなし
  • アメリカのイエレンFRB議長が年前半での利上げに前向きな姿勢を提示
  • 日本国内決算ピークアウト
  • 為替のドル円が1ドル114円台
  • 円安

今日の日経平均株価は19437.98、前日比+199.00(+1.03%)でした。

株価は、前場寄り付きでほぼ+200の大幅上昇から始まり、前場では小幅な上下をしつつ上げ幅を維持し、後場でも比較的同様に上げ幅を維持し、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のアメリカ株高、円安が好感されたようで、日経平均株価が大幅上昇で始まりました。

前場は、アメリカ市場の主要指標値が良い事、イエレンFRB議長の利上げに関する発言から、円相場が円安に大きく傾いた事で投資家心理が強気になり、日経平均株価が大幅上昇を維持する展開となりました。

後場は、前場同様の流れから、日経平均株価が上げ幅を比較的維持する展開を見せました。

アメリカの利上げ観測が強まった事で、ドル円が弱含んでいく可能性が出てきた事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

2月15日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、東芝の決算見送りによる安堵感などより、予想外のアメリカ利上げ観測が強まった事から、上昇の予想が当たりました。

【6502】東芝の決算発表1ヶ月ほど見送りの件よりも、アメリカのイエレンFRB議長が年前半の利上げに意欲を示した事の方が影響が大きいですね。

為替にらみの相場が続いていますから、円相場のドル円と非常に密接な関係のアメリカ利上げの話の方が重要です。

前回のFOMC政策金利発表でのFRB議長声明に今年3月の利上げに関する内容が無かった事から、3月の利上げ実施が無いのではないか、と思われていました。

ですが、今回FRB議長が利上げへの意欲を示された事で、利上げへの期待や思惑が強まっているように見受けられます。

次の利上げがいつになるかは分かりませんが、為替が円安に徐々に進む可能性が強まりました。

これで、日経平均株価の節目19500円を突破してくれると嬉しいのですが…、果たしてどうなるでしょうかね?