日経平均株価予想(2017年2月27日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(新築住宅販売件数、ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値))の予想がまちまち
  • 日本経済指標はなし
  • トランプ大統領の税制改革案発表を控えての様子見ムード
  • 2/28にトランプ氏の議会演説
  • 為替のドル円が1ドル112円台
  • 円高

今日の日経平均株価は19283.54、前日比-87.92(-0.45%)でした。

株価は、前場寄り付きで-100以上の下落から始まり、前場では下げ幅を縮めて一時+圏に浮上したものの、小幅な下落を見せ、後場では前場と同程度の下げ幅に戻り、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは円相場が円高に多少傾いた事から、日経平均株価が前日終値で始まりました。

前場は、円高進行が投資家心理を悪化させた事で、日経平均株価の下げ幅を拡げたものの、日銀ETF買入れ期待や好業績銘柄への買いが進み、一時的に+圏へ浮上する場面が見られました。

後場は、アメリカの2/28議会演説やアメリカの経済指標の発表を控え、ポジション調整売りなど様子見ムードが出ており、週末要因もあってか、日経平均株価が再び下落する展開となりました。

トランプ政権の税制改革案発表に加え、多くの経済指標値発表もある事から、様子見ムードが出ており、日経平均株価は下落の可能性があります。

以上から、来週の日経平均株価は-の予想です。

2月24日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、アメリカの政策金利利上げ後退観測に加え、トランプ氏の税制改革案発表など、重要イベントを前にしての様子見姿勢や警戒感から、下落の予想が当たりました。

前日、アメリカのムニューシン財務長官がテレビ番組の取材で、税制改革に関して新しい情報を発しなかった事から、政策への不透明感が出た模様です。

また、今年の景気に及ぼす影響について限定的と指摘した事から、インフラ投資の期待感が薄れた形となり、トランプ政権の政策期待が少し後退したかのような状態になっているようです。

そのせいか、ここ最近円高気味になってきている事もあってか、日経平均株価が徐々に下落してきていますね。

ですが、2/28に行われる予定のトランプ氏議会演説で、どのような事を発言するのかは分かりませんから、要注目だと思います。

税制改革案に関する内容を聞かせてほしい所です。

はたして、どうなることやら…。