日経平均株価予想(2017年2月28日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(耐久財受注(前月比) / 耐久財受注(除輸送用機器)(前月比)、中古住宅販売保留指数(前月比))の予想が少し良い
  • 日本経済指標(鉱工業生産(速報値)(前月比 / 前年比))の予想が少し悪い
  • トランプ大統領の税制改革案発表を控えての様子見ムード
  • 2/28にトランプ氏の議会演説
  • 為替のドル円が1ドル112円台
  • 円高

今日の日経平均株価は19107.47、前日比-176.07(-0.91%)でした。

株価は、前場寄り付きで-150以上の下落から始まり、前場ではさらに下落して一時-250以上の下げ幅を見せ、後場では下げ幅を縮め、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きはヨーロッパ株安や円高進行が嫌気され、日経平均株価が下落で始まりました。

前場は、中頃に1ドル111円台に割り込み円高が進んだ事が嫌気され、ポジション調整の売り圧力が強まった事から、日経平均株価が-250以上の大幅下落で一時株価19000円を割り込む場面が見られました。

後場は、日銀ETF買入れ期待や買戻しなどで、日経平均株価がある程度回復したものの、明日のトランプ大統領の議会演説に対しての様子見からか、日経平均株価が回復し続ける事はありませんでした。

円高基調に加え、トランプ氏の議会演説に対する様子見ムードが出ており、日経平均株価は下落の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

2月27日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、円高やトランプ氏の議会演説に対する様子見や警戒感から、下落の予想が当たりました。

トランプ氏の議会演説ですが、どうやら演説で税制改革案に触れない事への警戒感が出ており、そのためリスク回避からポジション調整売りに繋がっているようです。

そのような憶測が出ている事に加え、ここ最近の円高基調、そして日銀ETF買入れ期待が重なってか、日経平均株価の鈍い値動に繋がっている模様です。

なので、2/28に行われるトランプ氏の議会演説にて、「税制改革案に触れるかどうか」が投資家にとって一番の関心事ではないでしょうか。

多少でも市場が期待するような内容に触れられれば、日経平均株価が上値を目指す流れになるのではないかと思います。

そうでなければ、税制改革案に関して期待させるかのような2/9の発言の効果もあってか、失望売りを招くのではないかと思われます。

さて、明日の議会演説がどうなるか、注目ですね。