予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカ経済指標(個人所得(前月比)、個人支出(前月比)、PCEコア・デフレータ(前月比 / 前年比)、ISM製造業景況指数、建設支出(前年比))の予想が前回と同程度
- アメリカのベージュブック(地区連銀経済報告)公表
- 日本経済指標はなし
- トランプ氏の施政方針演説を無事通過
- FRB理事会高官の発言によって3月利上げ観測が強まる
- 為替のドル円が1ドル113円台
- 円安
今日の日経平均株価は19393.54、前日比+274.55(+1.44%)でした。
株価は、前場寄り付きで+100以上の上昇から始まり、前場ではさらに上昇したものの、前引け付近になると徐々に上げ幅を縮め、後場では再び上昇し、そのまま徐々に拡げて+250以上の上げ幅を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きはアメリカ・ヨーロッパ小幅株高や円高一服が好感され、日経平均株価が上昇で始まりました。
前場は、アメリカFRB高官による発言で3月利上げ観測が強まった事から、円安に進んだ事が好感され、日経平均株価が一時的に上昇したものの、トランプ氏の議会演説を見極めたい姿勢からか、株価の上げ幅が縮まる展開となりました。
後場は、トランプ氏の議会演説が無事通過した事で安心感があったためか、日経平均株価が上げ幅を大きく拡げました。
トランプ氏の議会演説が無事通過した事、FRB高官の発言で円安になった事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
3月1日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)
当たりです。
本日の日経平均株価についてですが、トランプ氏の議会演説が無事通過した事に加え、予想外のFRB高官発言で3月利上げ観測の強まりから、上昇の予想が当たりました。
トランプ大統領の議会演説が予定通りに行われたようです。
演説内容に関しては、これまで繰り返された内容だったようで、それほど目新しいものはなかったようです。
特に、法人税率引き下げ、中間層向け大規模減税などの税制政策について触れても、踏み込んだ内容はありませんでした。
具体的な政策の話がなく、先行き不透明感が残ったようですが、これまでのトランプ節が控えられ、大統領らしい演説だったようです。
そのためか、演説が終了した後場では円安進行も相まって、一度上げ幅を縮小した日経平均株価が大きく上昇しています。
まぁ、結果オーライと言った所なのでしょうか。
失望売りの可能性もあった事を考えると、それを招かなかっただけ、御の字なのかもしれません。