日経平均株価予想(2017年3月3日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目3)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(新規失業保険申請件数(前週分))の予想が少し悪い
  • 日本経済指標(完全失業率 / 有効求人倍率、全国消費者物価指数(コア)(前年比)、東京消費者物価指数(コア)(前年比))の予想が少し良い
  • 3/3にFRB議長や副議長などの議会講演
  • 為替のドル円が1ドル113円台
  • 円安

今日の日経平均株価は19564.80、前日比+171.26(+0.88%)でした。

株価は、前場寄り付きで+200以上の大幅上昇から始まり、前場ではさらに上昇して一時+250以上の上げ幅を見せるも、多少上げ幅を縮め、後場では上げ幅を維持し、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きはアメリカ・ヨーロッパ大幅株高や円安進行が好感され、日経平均株価が大幅上昇で始まりました。

前場は、アメリカで1兆ドルものインフラ投資表明、3月利上げ観測の強まり、円安進行が好感され、日経平均株価が大きな上げ幅を見せたものの、その後は利益確定売りなどで、株価の上げ幅を多少縮める展開となりました。

後場は、明日行われる予定のFRB議長や副議長の講演がある事から様子見ムードが出ており、日経平均株価があまり変動しない流れになりました。

明日はFRB議長や副議長の講演が控えているものの、3月利上げ観測が強まっている事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

3月2日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、インフラ投資、3月利上げ観測、円安などの影響が予想通り期待できるものであった事から、上昇の予想が当たりました。

ここにきて、市場には良い材料が出てきたと言えるのではないでしょうか。

そして、3/3にはFRB議長や副議長などの講演があるようです。

そこで、利上げに関してどのような事が言われるのか、注目されているのではないでしょうか。

まぁ、言及しない可能性もありますから、その場合は多少の失望は招くかもしれません。

それでも、限定的な下落で済みそうなように思いますから、良い流れが来つつあるのかもしれません。

また、テクニカル面では、ボリンジャーバンドで日経平均株価を週足や月足で見ると拡散が見られ、日足だと拡散の兆しらしきものが見られるようです。

しっかりとその兆しが現れているわけではないため、判断に困るのですが、ここから上値を目指す可能性もあり得ます。

今後の経済指標値の動向には、期待が持てそうな流れかもしれません。