予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカ経済指標(貿易収支)の予想が少し悪い
- 日本経済指標(国際収支-経常収支、国際収支-貿易収支、四半期GDP(改定値)(前期比 / 前期比年率)、四半期GDPデフレータ(確報値)(前年比))の予想が少し悪い
- 為替のドル円が1ドル113円台
- 円高
- 今週末3/10はメジャーSQ(特別清算指数)
- 今週末3/10はアメリカ雇用統計
今日の日経平均株価は19344.15、前日比-34.99(-0.18%)でした。
株価は、前場寄り付きで-50未満の小幅な下落から始まり、前場では一時前日終値に成りそうなほどに回復したものの、前引けに向けて小幅な下げを見せ、後場でも大引けに向けて下げ幅を多少拡げ、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日ヨーロッパ・アメリカ株安であった事から、日経平均株価が小幅な下落で始まりました。
前場は、早朝売りが出たものの、押し目買いがあった事から、日経平均株価の下支えが見られ、下げ渋る展開を見せました。
後場は、材料難に加え、メジャーSQ算出やアメリカ雇用統計を控えつつも為替などに目立った値動きが無い事から、仕掛け的な動向も無く、日経平均株価が小幅な下げを維持するような展開となりました。
今週末にメジャーSQや雇用統計、材料難、円相場が一服している事から、日経平均株価は下落の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。
3月7日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)
当たりです。
本日の日経平均株価についてですが、今週末のメジャーSQ算出や材料難、円相場一服感が予想通りであった事から、下落の予想が当たりました。
今週末はメジャーSQに加え、アメリカ雇用統計も控えています。
そして、その雇用統計の予想値も良くない事から、アメリカ市場の影響を受けて日本市場が下落気味になるかもしれません。
ところで、3/15に重要イベントが3つあるようです。
1つ目は、アメリカFOMC政策金利発表です。
FOMCでは政策金利を上げるか否かが、前々から注目を浴びています。
先日の講演にて、FRB議長や副議長が3月利上げに意欲的な姿勢を見せていた事から、この日に以下の重要なイベントが2つあるものの、実施される可能性があります。
2つ目は、アメリカ国債務上限問題の期限到来です。
2015年にアメリカがデフォルト(債務不履行)に陥るかもしれない話が出て多少混乱を招いたものの、2017/3/15まで延長する事で難を逃れたというものです。
その期限が近づいている事から、デフォルト回避に向けてトランプ政権と議会が調整するものと見ています。
3つ目は、オランダ総選挙です。
選挙イベントは要注意です。
極右政党である自由党の支持率が高まってきていた事もあってか、自由党が政権を取った場合にEU離脱を問う国民投票を実施すると主張しているようです。
ただ、自由党の支持率が伸び悩みを見せており、現時点で政権交代には成り難いようで、その可能性は薄いようです。
また、この選挙を皮切りに2017年のヨーロッパで選挙が次々と起こるようです。
こうした3つの重要イベントが3/15に控えている事から、その日まで様子見姿勢を取る投資家が多いかもしれません。
実際、デフォルト回避に向けての調整や選挙がどうなっていくか、はその日に近づいてみないと分かりません。
予想外のどんでん返しもあるかもわかりませんから、3/15に向けて警戒するに越した事はないでしょう。