予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカ経済指標(輸入物価指数(前月比)、新規失業保険申請件数(前週分))の予想が少し悪い
- 3/10のアメリカ経済指標(非農業部門雇用者数 / 失業率(雇用統計))の予想が悪い
- 日本経済指標はなし
- 欧州中央銀行(ECB)政策金利発表
- 為替のドル円が1ドル114円台
- 円安
- メジャーSQ(特別清算指数)
- 来週3/15はアメリカの国債務上限問題の期限、FOMC政策金利発表、オランダ総選挙
- 週末要因
今日の日経平均株価は19318.58、前日比+64.55(+0.34%)でした。
株価は、前場寄り付きで+100近い上昇から始まり、前場ではもみあいをしつつ上げ幅を小幅に縮め、後場では再び小幅に上昇する流れを見せ、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のアメリカ株安であったものの、国債に関する金利差拡大から円安に傾いた事で、日経平均株価が上昇で始まりました。
前場は、円高から円安への転換が好感されたものの、明日のメジャーSQや雇用統計を控えて様子見ムードが継続している事から、日経平均株価が小幅な上昇に縮む展開になりました。
後場は、前場の流れを受けて、3/15のFOMC政策金利発表など重要イベントも控えているためか、様子見ムードが継続しており、日経平均株価が小幅な上昇を見せました。
前日のADP民間雇用者数が予想を上回る結果となった事から、雇用統計も良い結果が期待されるため、日経平均株価は上昇の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
3月9日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)
外れです。
本日の日経平均株価についてですが、国債券の長期金利に関連して日本・アメリカの金利差拡大が予想外であった事から、円安方向に進み、下落の予想が当たりませんでした。
さて、アメリカのADP民間雇用者数が意外にも予想を大きく上回る結果でした。
この結果から、アメリカ雇用統計も良い結果が期待されます。
雇用統計が良ければ、アメリカ経済が現状良いと判断されるため、来週3/15に控えるFOMC政策金利発表での利上げが現実味を帯びるのではないかと考えています。
利上げが行われれば、日本とアメリカの金利差が拡大し、円相場、特にドル円は円安に進みやすくなります。
ただ、3/15は他の重要イベントもある事から、そう楽観視はできないため、様子見ムードが出ており、実際その日になってみないと分かりません。
まずは、明日の雇用統計が良い結果かどうか、注目です。