日経平均株価予想(2017年3月22日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(四半期経常収支)の予想が少し悪い
  • 日本経済指標(通関ベース貿易収支(季調前))の予想が良い
  • G20共同声明にて「保護主義に対抗する」の文言が盛り込まれなかった事で経済先行きに嫌気
  • 為替のドル円が1ドル112円台
  • 円高気味

今日の日経平均株価は19455.88、前日比-65.71(-0.34%)でした。

株価は、前場寄り付きでは-100以上の下落から始まり、前場ではさらに下落して一時-150以上の下げ幅を見せたものの、その後は下げ幅を大きく縮め、後場では前場で縮めた下げ幅を維持するような形となり、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ小幅株安、円高が進んだ事から、日経平均株価が下落で始まりました。

前場は、G20の共同声明にて経済への先行き不安から円高が進んだ事が嫌気され、日経平均株価が一時大きく下落したものの、ETF買入れ期待などにより、下げ幅を大きく縮める展開を見せました。

後場は、前場同様で、ETF買入れ期待で下支えされているものの、材料難で上値を目指しにくい状況から、日経平均株価が下げ幅を維持する展開となりました。

材料難に加え、円高基調やアメリカ経済政策がはっきりしないものの、G20など重要イベントを通過し、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

3月21日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、円高基調や材料難が予想通りであった事、またG20共同声明が予想外にも先行き不透明感を増す要因になった事から、下落の予想が当たりました。

トランプ政権発足後、初のG20だったのですが、反保護主義を共同声明で掲げる事が出来なかった事から、今後保護主義に向かう動きが強まるのではないかとの懸念から、政治及び経済への先行き不安が出てきています。

ですが、それほど保護主義に警戒する必要があるとも思えないです。

そう考える明確な根拠は無いのですが、いつものように過剰反応しすぎなような気がします。

なので、今回のG20共同声明に関する影響もその内に収束するのではないかと思います。

とりあえず、様子見と言った所ですね。

話は変わって、本日【7974】任天堂の株価が大きく動いたようです。

株価を見ると、買戻しのように見受けられます。

先週金曜日の大引け付近から大きく買戻しの値動きが見られます。

重要イベント通過がきっかけでの買戻しならば、このまま上昇する可能性もありえます。

この動き、どう見るべきでしょうかね?