日経平均株価予想(2017年4月4日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(ISM製造業景況指数、建設支出(前月比))の予想が少し良い
  • 日本経済指標はなし
  • 為替のドル円が1ドル111円台
  • 円高
  • 原油(WTI)高

今日の日経平均株価は18983.23、前日比+73.97(+0.39%)でした。

株価は、前場寄り付きでは+50以上の上昇から始まり、前場では一旦前日終値近くまで下落したものの、前引けに向けて上げ幅を戻し、後場では再び前日終値近くまで下落し、大引けに向けて一時+150以上の上げ幅を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のアメリカ株安、円高があったものの、原油高になっているためか、日経平均株価が上昇で始まりました。

前場は、新年度に入っての利益確定売りや日銀短観で様子見ムードがあったためか、日経平均株価が一時前日終値近くまで上げ幅を小さくする場面を見せたものの、大企業業況判断が良かった事もあり、前引けに向けては上げ幅を回復させる展開を見せました。

後場は、大企業業況判断が良かった事から、日経平均株価が中頃に一旦大きく上昇させたものの、大引けに向けては上げ幅を再び縮小させました。

本日発表された日銀短観の大企業業況判断が良かったものの、テクニカル面では日経平均株価の25日及び75日両移動平均線がデッドクロス(DC)を作りそうな流れため、日経平均株価は下落の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

4月3日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、日銀短観が多少良かった事も手伝ってか、これまでの大幅下落に対する反動が予想通りとなった事から、上昇の予想は当たりました。

新年度早々、予想が当たったので嬉しいですね。

ただ、4月も初日から日経平均株価がDCを作りそうですし、国内外の政治停滞や政策の先行き不安もあってか、今後の相場は方向感に欠ける展開が予想されます。

為替のドル円も1ドル111円台近辺を上下している状況ですから、円相場がいつ1ドル110円を割って円高に振れるか分かったものではありません。

ここ最近、原油価格が高くなってくれた事だけは幸いでした。

この指標すら下落してしまうと、相場全体が下落方向に傾いてしまうのではないか、と心配されます。

4月は、方向感の出るような大きなイベントや良い材料もあまり見当たりませんから、相場に多少の一服感は出てくるかもしれませんね。