予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカ経済指標(貿易収支、製造業受注(前月比))の予想が少し悪い
- 日本経済指標はなし
- ロシアで爆弾テロの可能性から地政学的リスクが発生
- アメリカのトランプ政権に対する外交・通商政策に対する不透明感が嫌気
- 為替のドル円が1ドル110円台
- 円高
- 原油(WTI)安
今日の日経平均株価は18810.25、前日比-172.98(-0.91%)でした。
株価は、前場寄り付きではほぼ-50の下落から始まり、前場ではさらに下げた後に下げ幅を縮めたものの、後場では大きく下落し、一時-250以上の下げ幅を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日の地政学的リスクやアメリカの政策不透明さ、さらには円高進行、原油安が嫌気され、日経平均株価が下落で始まりました。
前場は、ネガティブな材料から円高が進んだ事でリスク回避売りが多少あったものの、ETF買入れ期待の下支えもあってか、日経平均株価が下げ渋る展開を見せました。
後場は、トランプ政権への不透明さが強く意識されてきている事、為替のドル円が1ドル110円を割ってしまう事への警戒からか、リスク回避ムードが出ており、日経平均株価は大きな下落が進みました。
アメリカの政権に期待が薄らいできている事、そして全体的にポジション調整しやすい方向に進んでいる事から、日経平均株価は下落の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。
4月4日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)
当たりです。
本日の日経平均株価についてですが、予想外の地政学的リスクに加え、アメリカ政権の不透明さやその影響による円高が予想通りであり、下落の予想は当たりました。
4月の相場は、あまり良くなさそうですね。
ロシアでの地政学的リスク、アメリカの政権不透明さ、円高、そして原油安と、ネガティブな材料が揃ってきてます。
日経平均株価は節目19000円を割って徐々に下落しています。
下落局面へ進む要因として、為替のドル円で1ドル110円割れが発生するか否かが1つ考えられるかと思います。
また、日経平均株価はテクニカル面で25日と75日の両移動平均線でデッドクロスを形成しそうです。
これまでトランプ効果によって大きく上昇してきた手前、トランプ政権が躓いたと投資家に捉えられれば、逆の流れになってしまうのは当然でしょう。
これから多少の下落局面に落ち込む事が十分にあり得ますから、要注意ですね。