日経平均株価予想(2017年4月7日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカ経済指標(新規失業保険申請件数(前週分))の予想が前回と同程度
  • 日本経済指標はなし
  • 4/7のアメリカ経済指標(非農業部門雇用者数 / 失業率(雇用統計))の予想が悪い
  • 日経平均株価の25日及び75日の両移動平均線でデッドクロス形成が目前
  • FOMC議事録の要旨でアメリカ株がかなり割高であるとの指摘が円相場に円高の影響
  • 北朝鮮やシリアの地政学的リスク
  • 為替のドル円が1ドル110円台
  • 円高一服
  • 原油(WTI)安
  • 週末要因

今日の日経平均株価は18597.06、前日比-264.21(-1.40%)でした。

株価は、前場寄り付きでは-100以上の下落から始まり、前場では段々と階段状に大きく下落し、後場では一時-300以上の大幅な下げを見せ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株安、円高進行、原油安、地政学的リスクなどが嫌気され、日経平均株価が下落で始まりました。

前場は、アメリカFOMC議事録要旨にてアメリカ株の割高感について指摘されていた事が分かり、それが円高進行に繋がった事から、日経平均株価が大きく下落しました。

後場は、円高進行に加え、地政学的リスクなどで投資家心理の悪化から、日経平均株価はさらに下落が進む展開となりました。

本日悪材料が重なって株価の大幅下落に対する反動が考えられるため、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

4月6日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、ADP民間雇用者数は予想外に良かったものの、円高進行、原油安、地政学的リスクなどの悪材料が重なった事から、下落の予想は当たりました。

ADP民間雇用者数が予想値よりもずっと良かった事から、アメリカ雇用統計の結果も予想値よりも良いのではないかと推測されます。

ですが、日経平均株価のデッドクロス、円高進行、原油安、地政学的リスクなどといった悪材料が意識されている事から、様子見ムードやリスク回避売りの流れになりやすいかもしれません。

実際、アメリカではリスク資産圧縮の動きが現れ始めているようで、相場は不安定な動きとなり、悪化の一途を辿る可能性もあり得ます。

また、トランプ政権に対する不透明感や先行き不安も増してきている様に思われますから、これまでトランプ効果で市場が活性化した分、その反動には警戒したい所です。

今後の動向には、要注意ですね。