日経平均株価予想(2017年4月10日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(非農業部門雇用者数 / 失業率(雇用統計))の予想が悪い
  • 日本の経済指標(国際収支-経常収支、国際収支-貿易収支)の予想が良い
  • 日経平均株価の25日及び75日の両移動平均線でデッドクロス
  • アメリカによるシリアへの攻撃による地政学的リスク
  • 米中首脳会談
  • 為替のドル円が1ドル110円台
  • 円高一服
  • 原油(WTI)高

今日の日経平均株価は18664.63、前日比+67.57(+0.36%)でした。

株価は、前場寄り付きでは+100以上の上昇から始まり、前場ではさらに上昇して一時+150以上の上げ幅を見せたものの、前引けに向けて下落し、後場では再上昇を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のアメリカ小幅株高、円高一服、原油安一服、さらには前日の大幅下落に対する反騰から、日経平均株価が上昇で始まりました。

前場は、前日の下落に対する反騰から日経平均株価の上げ幅が拡がったものの、中頃にアメリカ軍によるシリアへのミサイル攻撃が報道された事により、地政学的リスクが強まった事から前日終値を下回る株価になりました。

後場は、地政学的リスクによる投資家心理悪化が多少収まったようで、買戻しが進み、日経平均株価は再び上昇する展開となりました。

ADP民間雇用者数が良かった事から雇用統計の結果も予想よりも良いと思われ、米中首脳会談も無事通過する可能性がある事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。

4月7日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、前日の大幅下落に対する反動が予想通りであった事から、上昇の予想は当たりました。

ただ、アメリカがシリアへのミサイル攻撃をした事で、地政学的リスクが一時的に発生した事は予想できませんでした。

こればかりは予想できませんね。

所で、ここ最近は地政学的リスクが少しずつ増えている、または強まっているような、そんな感じが最近するのですが、どうなんでしょうかね?

経済面では先行き不安などを誘って下落要因になりうる事から、あまり起きてほしくないのです。

信用売りなどで稼ぐような、売り筋の方にはもってこいの材料でしょうけど。

日経平均株価も25日と75日の両移動平均線でデッドクロスを作ってしまいました。

今後は地政学的リスクなどに加え、テクニカル面での下落要因にも注視したい所です。