日経平均株価予想(2017年4月20日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標はなし
  • 日本の経済指標(通関べース貿易収支(季調前))の予想が少し悪い
  • シリアや北朝鮮を巡る地政学的リスク
  • アメリカのベージュブック(地区連銀経済報告)公表
  • イギリスのメイ首相によるEU離脱の信を問う総選挙実施日の今年6月前倒ししたい意向を突如表明
  • 今週末にフランス大統領選
  • 為替のドル円が1ドル108円台
  • 円高一服

今日の日経平均株価は18432.20、前日比+13.61(+0.07%)でした。

株価は、前場寄り付きでは-50以上の下落から始まり、前場では一時的な+圏浮上や小幅な下げの維持が見られ、後場では前日終値を挟んでの小動きを見せ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株安があったものの、円高一服が好感され、日経平均株価が小幅な下落で始まりました。

前場は、イギリスやフランスの政治的なリスクや不安が意識されたものの、円高一服が好感され、日経平均株価が一時+圏に浮上するなど下げ渋る展開となりました。

後場は、円相場において円高から円安へシフトしつつあるかのような値動きが見られる事から、日経平均株価が小幅ながらも徐々に上昇する展開を見せました。

日米経済対話は無事通過し、円高から円安へシフトしているかのようなドル円の値動きが見られるため、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

4月19日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、日米経済対話が無事通過しそうであった事が予想通りであったため、予想は当たりました。

それよりも、イギリスのメイ首相がEU離脱に向けた交渉方針について、信を問うための総選挙を実施したい旨を突然明らかにした模様です。

この総選挙は2020年に実施予定であったようですが、今年の6/8に実施したいようです。

どうやら、EU離脱を巡る件に他の政党からの反対もある事から、総選挙を使って国民に信を問い、反対勢力を抑えたいとの考えなのかもしれません。

まぁ、信を問うて、このまま進めばEU離脱がほぼ確定でしょうから、そこはもう織り込み済みな感じが多少しています。

離脱確定となった場合、諸外国市場への影響が心配されますが、その影響は一時的でそれほど大きなものにはならないのではないかと思います。

実際に、今年6/8にその総選挙が行われるかどうかが焦点ですね。