予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標(中古住宅販売件数)の予想が少し良い
- 日本の経済指標はなし
- アメリカのムニューシン財務長官の「税制改革について近く発表する」発言に好感
- シリアや北朝鮮を巡る地政学的リスク
- フランス大統領選
- 来週半ばから5月半ばまで企業決算ラッシュ
- 為替のドル円が1ドル109円台
- 円安
今日の日経平均株価は18620.75、前日比+190.26(+1.03%)でした。
株価は、前場寄り付きでは+150以上の上昇から始まり、前場では上げ幅を比較的維持し、後場では大引けが近づくにつれて上げ幅を拡げて一時+200以上になり、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日アメリカ大幅株高や円安が好感され、日経平均株価が上昇で始まりました。
前場は、前日のアメリカで税制改革実施に関する要人発言があった事から、大型減税に対して期待感が出た事により、日経平均株価が大幅な上昇を維持する展開を見せました。
後場は、フランス大統領選を前に日経平均株価が伸び悩みを見せていましたが、大引けに向けては主力銘柄への買戻しが見られた事で上げ幅を拡大する場面が見せました。
アメリカの税制改革案に関する要人発言で、減税政策への期待が市場を下支えしている事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。
以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。
4月21日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)
外れです。
本日の日経平均株価についてですが、突然のアメリカの減税政策に関する要人発言を受けて期待感が広まった事で、下落の予想は当たりませんでした。
要人発言は、突発的で予想できない要素の1つですね…。
ただ、今回の要人発言によって期待が現れた事から、下落気味であったアメリカ市場並びに諸外国市場に先行きの不透明感や不安が多少緩和されたのかもしれません。
そうはいっても、これから日本国内は企業決算ラッシュを控えています。
企業決算では、ここ最近の円高による決算への影響が非常に懸念されます。
特に、輸送、輸出入などの事業を持つ企業決算は大きく影響を受ける可能性が高く、要注意でしょうね。
地政学的リスクやフランス大統領選などの不安要素はありますが、そのようなものよりも円高とそれに影響を受ける企業決算が非常に心配される所ではないかと思います。
今回の企業決算は、円高リスクで要注意かもしれません。