予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標(S&P / ケースシラー住宅価格指数、新築住宅販売件数、CB消費者信頼感指数)の予想が少し悪い
- 日本の経済指標はなし
- 北朝鮮を巡る地政学的リスクが一時後退
- 明日アメリカのトランプ政権が税制改革について発表予定
- 今週半ばから5月半ばまで日本国内企業の決算ラッシュ
- 為替のドル円が1ドル110円台
- 円安
今日の日経平均株価は19079.33、前日比+203.45(+1.08%)でした。
株価は、前場寄り付きではほぼ前日終値から始まり、前場では徐々に上げ幅を拡げ、後場では多少一服したものの、大引けに近づくにつれて大きく上昇し、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日アメリカ大幅株高だったものの、北朝鮮を巡る地政学的リスクからの円高の影響から、日経平均株価が前日終値に近い小幅な下げから始まりました。
前場は、北朝鮮ミサイル発射報道を警戒しての様子見ムードがありましたが、それがなさそうな事から安心感が広がり、徐々に買戻しが進んだ事から、日経平均株価が右肩上がりで上昇する展開を見せました。
後場は、明日予定されるトランプ政権の税制改革発表を控え、日経平均株価が大引けに近づくとさらに急上昇する場面が見られました。
地政学的リスクが一時的に後退した事への安心感、アメリカの税制改革案発表に対する期待から、日経平均株価は上昇の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
4月25日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)
当たりです。
本日の日経平均株価についてですが、北朝鮮を巡る地政学的リスクが市場予想の通り、悪化する事態にならなかった事から、上昇の予想は当たりました。
北朝鮮によるミサイル発射が無かった事から、市場では安心感が広がりましたね。
そのため、主要銘柄の買戻しや円高から円安へ転換が起こった事で、日経平均株価は再び19000円台に回復しました。
本日、沢山の銘柄の株価が上がる一方、防衛関連の銘柄は軒並み下落してしまったようです。
例えば、【4274】細谷化工、【6203】豊和工業、【6208】石川製作所や【6946】日本アビオニクスなどがそれに該当します。
これらの銘柄は4月初め辺りから北朝鮮を巡る緊張感の高まりと同時に上昇を見せていたようですから、今後リスク後退が進めば下落して値動きが無くなるかもしれません。
ただ、地政学的リスクはしっかりと後退したわけではなく、依然として燻っていますから、銘柄ともども動向も要注意ですね。