日経平均株価予想(2017年5月16日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(NY連銀製造業景気指数、対米証券投資収支)の予想が悪い
  • 日本の経済指標はなし
  • 北朝鮮のミサイル発射によって地政学的リスクが一時的に再燃
  • 日本国内企業の決算ラッシュのピークアウト
  • 為替のドル円が1ドル113円台
  • 円高一服

今日の日経平均株価は19869.85、前日比-14.05(-0.07%)でした。

株価は、前場寄り付きでは-100以上の下落から始まり、前場では前引けに近づくにつれて下げ幅を縮め、後場ではさらに下げ幅を縮めて前日終値に近づき、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日アメリカ小幅株安でありましたが、円高になった事で、日経平均株価が下落で始まりました。

前場は、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した事から地政学的リスクが再燃し、円相場が悪化していたものの、前引けに向けては徐々に状況が良くなり、日経平均株価が下げ幅を前日終値に向かって徐々に縮める展開となりました。

後場は、前場の地政学的リスクへの警戒感が緩和されてきたものの、日経平均株価節目の20000円を前に上値の重い事から、日経平均株価が徐々に前日終値に近づく値動きを見せました。

地政学的リスクの再燃にも拘らず、日経平均株価の下げ幅を徐々に縮めた結果を受け、底堅い展開が期待できる事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

5月15日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、ここにきて北朝鮮によるミサイル発射という地政学的リスクが予想できなかった事から、上昇の予想は当たりませんでした。

北朝鮮のミサイル発射なんて予想できるものではありませんから、これは仕方がない事かと考えます。

ただ、今回の件で今後の先行きに期待できる点が見られました。

それは、日経先物や日経平均などの株価が大きく下落せずに前日終値付近まで徐々に回復していったという事です。

為替の円相場を見ると、一旦の円高が円安に再び切り替わり、底堅い相場を見せた事が嬉しい所ではないでしょうか?

このまま底堅い展開が暫くでも続けば、日経平均株価20000円台突破もあり得るかもしれません。

日本国内の企業決算ラッシュもピークアウトし、ほぼ終わりを迎えつつありますが、今期は総じて悪い決算結果ではなかった印象を受けますから、今後の流れに期待が持てますね。

良い流れを期待しています。