日経平均株価予想(2017年5月26日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(新規失業保険申請件数(前週分))の予想が前回と同程度
  • 日本の経済指標(全国消費者物価指数(コア)(前年比)、東京消費者物価指数(コア)(前年比))の予想が良い
  • 5/26のアメリカ経済指標値(四半期GDP関連)の予想が少し悪い
  • 北朝鮮を巡る地政学的リスク
  • アメリカのトランプ政権を巡るロシアゲート疑惑
  • 石油輸出国機構(OPEC)総会
  • 今週末にG7サミット
  • 為替のドル円が1ドル111円台
  • イスラム教の断食月(ラマダン)期間(5/27~6/26)
  • 円安
  • 原油(WTI)高
  • 週末要因

今日の日経平均株価は19813.13、前日比+70.15(+0.36%)でした。

株価は、前場寄り付きでは-10未満の小幅な下落から始まり、前場では中頃まで前日終値を挟んでの小動きが見られましたが、その後は急激に+100以上の上げ幅を見せ、後場では多少上下するものの、上げ幅を維持しつつ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日アメリカ小幅株高であったものの、円高気味になった事から、日経平均株価が小幅な下落で始まりました。

前場は、前日公表されたFOMC議事録要旨によって円安への期待が小さくなった事から、中頃まで日経平均株価の値動きがあまりなかったものの、GLOBEX米国株先物にまとまった買いが入ったようで、日経平均株価が追随して上げ幅を拡げる展開になりました。

後場は、円高から再び円安気味の傾向が見られた事から、日経平均株価がそれほど上げ幅を縮めることなく、安定した値動きを見せました。

今晩はOPEC総会、さらに今週末にG7サミットなど重要イベントが控えており、またテロが発生しやすいとされるラマダンが控えている事から、日経平均株価は下落の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

5月25日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、GLOBEX(シカゴ24時間金融先物取引システム)のS&Pミニ先物に急な買いが入った事が予想外であった事から、下落の予想は当たりませんでした。

唐突に先物買いが発生するとは、まったく思いもしませんでした。

それはいいとして、FOMC議事録要旨では追加利上げについて言及されたようで、それが円安を期待させてくれるような内容ではなかったようです。

まぁ、多少失望したとしても、現在の日本市場や円相場は大きく影響を受けることは考え辛いように思いますから、強い懸念に結び付く事はないと考えます。

また、気になるイベントとしては、今晩のOPEC総会、さらに週末にG7サミットが控えています。

OPEC総会では原油価格がどうなるのか、気になる所ですね。

そうした事よりも気になるのは、明後日からイスラム教のラマダンの期間に入るという事です。

その期間では、テロが起きやすいようです。

なぜテロが起きやすいのかと言うと、どうやら宗教的意識が高まりやすく、扇動もされ易くなるため、起きやすいのだとか。

なので、買い控えやポジション調整などの売が出やすいかもしれません。

地政学的リスク(特にテロ)の発生に要注意ですね。