予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目3)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標(個人所得(前月比)、個人支出(前月比)、PCEコア・デフレータ(前月比 / 前年比)、S&P / ケースシラー住宅価格指数(前年比)、CB消費者信頼感指数)の予想が少し良い
- 日本の経済指標(鉱工業生産(速報値)(前月比 / 前年比))の予想が非常に良い
- 北朝鮮を巡る地政学的リスク
- アメリカのロシアゲート疑惑
- イギリスのメイ首相が「合意なしにEU離脱する用意がある」ことを表明
- 為替のドル円が1ドル110円台
- 円高一服
今日の日経平均株価は19677.85、前日比-4.72(-0.02%)でした。
株価は、前場寄り付きではほぼ前日終値の小幅な下落から始まり、前場では徐々に下落して一時-100以上の下げ幅を見せ、後場では拡げた下げ幅を徐々に小さくし、前日終値付近まで縮め、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日アメリカ市場が休場、円相場が円高に進んだ事から、日経平均株価が小幅な下落で始まりました。
前場は、イギリスのメイ首相がEUとの合意なしでも離脱する用意がある事を表明した事から、ヨーロッパ先行き不安が強まった事で、ユーロ安円高が進み、日経平均株価がその影響から徐々に下落する展開になりました。
後場は、日銀ETF買入れ期待や円相場の円高一服感から、日経平均株価が大引けに向けて下げ幅を徐々に小さくする展開を見せました。
ヨーロッパ不安があるものの、為替の円相場が底堅い動きである事、今晩発表のアメリカ経済指標予想値が良い事などから、日経平均株価は上昇の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
5月30日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
外れです。
本日の日経平均株価についてですが、イギリスのメイ首相による突然のEU離脱用意の発言が予想外であった事から、上昇の予想は当たりませんでした。
今回の発言は、恐らく6/8の解散総選挙を念頭に置いてのものではないかと思われます。
まぁ、この発言で為替相場にてユーロ安の影響が出たものの、長期的に影響を受けるような感じではなさそうに見受けられました。
ただ、6/8にEU離脱遂行について国民の信任を得られるかどうかのイギリス・EU双方にとって重要な意味を持つ選挙となるわけですし、日程的にも近いですから、日本、海外市場は様子見ムードに成り易くなるかもしれません。
この総選挙の結果が出るまでは、EUの先行き不安が強まる懸念もあり、当日に近づけば、様子見姿勢が増えて徐々に買いが控えられるでしょう。
6/8のイギリス総選挙、どんな結果が待ち受けているでしょうかね?