日経平均株価予想(2017年6月5日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(非農業部門雇用者数 / 失業率(雇用統計)、貿易収支)の予想が悪い
  • 日本の経済指標はなし
  • アメリカがパリ協定離脱を表明
  • 6/8にイギリス解散総選挙
  • 日経平均株価20000円を突破
  • 為替のドル円が1ドル111円台
  • 円安

今日の日経平均株価は20177.28、前日比+317.25(+1.60%)でした。

株価は、前場寄り付きでは+100以上の上昇から始まり、前場では徐々に上昇し続け、後場でも上昇して一時+350以上の上げ幅を見せ、多少上げ幅を縮めたものの、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日アメリカ株高、円相場が円安である事から、日経平均株価が上昇で始まりました。

前場は、前日発表されたアメリカのADP民間雇用者数が予想を大きく上回る結果であった事から、予想が悪いとされる雇用統計への期待、さらに6月の利上げ観測が強まった事で、日経平均株価が徐々に上げ幅を拡げる展開が見られました。

後場は、前場の流れから、投資家心理が改善されてリスクオンムードであるものの、大幅な上げ幅を形成した事から、株価に多少の達成感もあってか、日経平均株価が上げ幅を少し縮めた場面がありました。

今晩の雇用統計や6月の利上げ観測、為替の円相場が円安進行に期待が出てきている事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。

6月2日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、為替の円相場が円安になる事が予想通りであった事から、上昇の予想は当たりました。

何とか予想が当たりました。

ここ最近、外ればっかりでしたからね。

さて、前日アメリカで発表されたADP民間雇用者数が予想を遙かに上回る結果が出た事で、結果として日経平均株価が節目の20000円を超えました。

これにより、雇用統計も良い結果が出るであろう事が十分予想でき、さらに雇用統計が良ければ6月の利上げもあり得る事から、海外投資家勢や個人投資家が期待や思惑を膨らませている、そんな所ではないかと考えています。

ただ、今回の大幅上昇による過熱感、日経平均株価が節目を一旦超えた事による達成感も出てくる可能性があり、特に達成感が出てくるとなると十分に注意が必要です。

また、来週6/8にはイギリスの総選挙、6/9にはSQ(特別清算指数)算出もある事から、そう単純には行かないと思われます。

まずは今晩の雇用統計がどうなるか、非常に注目所ですね。