予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標はなし
- 日本の経済指標(機械受注(前月比 / 前年比))の予想が悪い
- 北朝鮮による地政学的リスク
- イギリス総選挙の結果について与党・保守党の議席数が過半数を割り込んだ事からメイ首相に辞任の可能性
- アメリカのロシアゲート疑惑を巡ってのコミー元FBI長官議会証言にて新証言は無し
- 為替のドル円が1ドル110円台
- 円安
今日の日経平均株価は19909.26、前日比-75.36(-0.38%)でした。
株価は、前場寄り付きでは+50近い上昇から始まり、前場では中頃に非常に急激な上昇となり、一時+200近い上げ幅を見せ、後場で徐々に上げ幅を下げ、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日アメリカ小幅株高、円安から、日経平均株価が上昇で始まりました。
前場は、アメリカ議会証言で新証言が無かった事、イギリス総選挙の影響が織り込み済みである事などから、投資家心理の改善が見られ、様子見から一転して買戻しとなり、日経平均株価が中頃に急激な上昇を見せる展開となりました。
後場は、為替の円安、投資家心理の改善があるものの、イギリス総選挙で政局面に不透明感が残る結果となりそうな事から、日経平均株価が徐々に上げ幅を縮める場面が見られました。
イギリス総選挙結果に不安があるものの、織り込み済みな感じが見受けられる事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。
以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。
6月9日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)
当たりです。
本日の日経平均株価についてですが、重要イベントを控えているにもかかわらず大きな下落が見られない事から、市場の織り込み済みの流れが予想通りであった事で、上昇の予想は当たりました。
アメリカの議会証言は、新証言が出なかった事への安堵感で、投資家心理が改善したようです。
また、イギリスの選挙は良い方であったも、悪い方であっても、投資家心理としては織り込み済みの感がします。
今回の重要イベントを無事通過した事から、来週から日本の経済指標値は再び上昇する可能性がありますね。
来週6/15にはFOMC政策金利発表がありますし、6月利上げも期待されている事から、猶更なのかもしれません。
それにしても、ここ最近の日本市場は底堅い値動きになっています。
そのまま、底堅く上昇局面に進んでほしいものです。