日経平均株価予想(2017年6月16日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(輸入物価指数(前月比 / 前年比)、フィラデルフィア連銀景況指数、新規失業保険申請件数(前週分)、NY連銀製造業景気指数、鉱工業生産(前月比)、設備稼働率、対米証券投資収支)の予想が少し悪い
  • 日本の経済指標はなし
  • アメリカFOMC政策金利発表で1.0%→1.25%の利上げを決定
  • 6/15~6/16に日銀金融政策決定会合
  • 為替のドル円が1ドル109円台
  • 円高気味
  • 週末要因

今日の日経平均株価は19831.82、前日比-51.70(-0.26%)でした。

株価は、前場寄り付きでは-50以上の下落から始まり、前場では+圏に浮上して一時+50以上の上げ幅を見せるも、中頃に大きく下落して-100以上の下げ幅となり、後場では大引けに向けて徐々に下げ幅を縮め、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日アメリカ小幅株高であったものの、為替の円高が警戒された事から、日経平均株価が下落で始まりました。

前場は、アメリカ政策金利が予想通りに利上げされたものの、前日発表された経済指標が振るわなかった事などで利上げペースが鈍化するとの見方から、金利差拡大の期待や思惑の後退により、円相場が円高気味になった影響から、日経平均株価が+圏から-圏へ大きく沈み込む場面が見られました。

後場は、前場の売り一巡によって買いが進んだものの、明日の日銀会合を控え、日経平均株価が徐々に下げ幅を縮める展開となりました。

明日控える日銀会合結果は「現状維持」が予想され、金利差拡大による為替の円安期待や思惑後退がありえるため、日経平均株価は下落の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

6月15日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、アメリカの利上げはなったものの、今後の利上げペース鈍化の見方で円安期待や思惑が後退したようで、上昇の予想は当たりませんでした。

利上げの影響による円安進行を期待していたのですが、そうはならなかったようです。

今後のアメリカ金利が上がりにくくなるとの見方が強まった事から、為替の円高、そして日経平均株価でポジション調整売りが出てしまったようです。

円安に期待できそうにない以上、今後は個別に材料を持つ銘柄への物色が盛んになるかもしれませんね。

なので、ここ最近の日経平均株価は下げ渋るなど底堅い展開をしますが、もみあいを暫く見せるかもしれません。