予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標(住宅着工件数、建設許可件数、ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値))の予想が少し良い
- 日本の経済指標(通関ベース貿易収支(季調前))の予想が悪い
- 日銀金融政策決定会合で「現状維持」を決定
- 為替のドル円が1ドル111円台
- 円安
今日の日経平均株価は19943.26、前日比+111.44(+0.56%)でした。
株価は、前場寄り付きではほぼ+100の上昇から始まり、前場では多少上げ幅を縮める場面が見られたものの、後場では上昇して+150以上の上げ幅を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。
ロイターなどによると、前場寄り付きは前日アメリカ小幅株安であったものの、為替が円安に傾いた事から、日経平均株価が上昇で始まりました。
前場は、日銀会合の結果を控え、様子見ムードがあったものの、為替の円相場が円安だった事もあり、日経平均株価が多少上げ幅を縮める程度の展開に留まりました。
後場は、日銀会合の結果を受けて、重要イベントの物通過による買い安心感から、日経平均株価が一時+200の上げ幅に近づくような展開を見せたものの、大引けが近づくと上げ幅を半分程度に縮めました。
需要イベントが無事通過した事、円相場が円安になっている事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。
以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。
6月16日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)
外れです。
本日の日経平均株価についてですが、アメリカ利上げペース鈍化の見方による影響があまりなかった事が予想外であったため、下落の予想は当たりませんでした。
うーん、当たりません。
ここ最近、外しまくっている様な気がします…。
さて、日銀会合結果にて予想通りの「現状維持」となった事に対して、為替がぶれなかった事から買い安心感が広がったようです。
まぁ、戦略として現状維持が現在の市場に安定した効果を齎す薬になっているんでしょうね。
ただ、気になるのは以前に話が出ていた、日銀が行っている異次元緩和政策の出口戦略についてです。
日銀の黒田総裁の会見が控えていますが、そこで出口戦略について多少なりとも触れるのか否かが焦点なのだろうと思います。
もし、触れる場合は投資家から嫌気される可能性が高いため、下落はある程度免れないでしょう。
ですが、触れない場合は買い安心感が継続される可能性があるため、来週も買いが続くかもしれません。
今回の総裁会見でどのような事に言及されるのか、要注意ですね。