日経平均株価予想(2017年6月27日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(耐久財受注(前月比) / 耐久財受注(除輸送用機器)(前月比))の予想が前回と同程度
  • 日本の経済指標はなし
  • 為替のドル円が1ドル111円台
  • 円安

今日の日経平均株価は20153.35、前日比+20.68(+0.10%)でした。

株価は、前場寄り付きでは前日終値から始まり、前場では+50以上の小幅な上げを見せ、上げ幅を小さくしたものの+圏を維持し、後場でも前場同様小幅な上げ幅を維持して、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日ヨーロッパ・アメリカ小幅株安であったものの、為替が多少円安に傾いた事から、日経平均株価が小幅な上昇で始まりました。

前場は、本日3月期決算企業の期末配当金支払日を迎えるため、配当金再投資を見込んだ買いがあったものの、今週アメリカ経済指標値発表を控え、様子見ムードも出ている事から、日経平均株価が+圏で小幅な上げ幅を維持する展開となりました。

後場は、方向感に乏しく様子見ムードも続いているため、日経平均株価が前場同様小幅な上げ幅を維持する展開となりました。

アメリカ経済指標の発表を控えて様子見ムードではあるものの、為替の円相場が円安に傾いている事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

6月26日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、3月期決算企業の配当金支払日を狙った買いの予想をしていませんでしたが、結果として上昇の予想は当たりました。

何だか、良くない当たり方してますね。

致命的なのは、決算企業の配当金における支払日の事をすっぽり失念しておりました…。

3、6、9そして12月の月末は分配金など企業決算に係わる重要なイベントが控えているため、失念は絶対ダメなんですが、すっかり忘れてしまうんですよねぇ。

どうにかして忘れないようにせねば!

さて、話は変わって、昼頃にニュースで報じられていた、大手エアバッグメーカー【7312】タカタですが、1兆円越えの負債を抱えて経営破綻したようです。

そのため、民事再生法の適用申請を決定したとの事です。

国内メーカーでは過去最大規模の負債で、関係企業から支援が受けられなかった事が破綻に繋がった模様です。

そりゃアメリカで起こったタカタ製エアバッグの裁判で不具合があったにも関わらず色々ごねてましたから、関係企業への心象もよくなく、経営回復するにしても後手に回ったのではないでしょうか。

それはさておき、タカタが退場した事でどのエアバッグ関連メーカーが成長するのかが気になりますね。

調べてみると、エアバック関連メーカーとしては以下の企業があります。

  • 【3569】セーレン
  • 【3526】芦森工業
  • 【4272】日本化薬
  • 【3402】東レ
  • 【7291】日本プラスト
  • 【4202】ダイセル
  • 【3101】東洋紡
  • 【4471】三洋化成工業
  • 【6902】デンソー
  • 【3439】三ツ和

この他にもあるようですが、上記の中で今後も伸びそうなのは、芦森工業、日本化薬、東洋紡辺りですかね。

日足ローソクの株価を見ての個人的判断ですので、本当にそうなるかどうかは分かりませんし、保証はできません。

ですが、タカタの代替企業として、エアバッグ関連メーカーのどれかに期待や思惑の買いが入るのは明白でしょう。

さて、どの企業に今後買いが入っていくでしょうかね?