日経平均株価予想(2017年6月29日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(中古住宅販売保留指数(前月比))の予想が少し良い
  • 日本の経済指標はなし
  • 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が大規模緩和調整の可能性に言及
  • 為替のドル円が1ドル112円台
  • 円安

今日の日経平均株価は20130.41、前日比-94.68(-0.47%)でした。

株価は、前場寄り付きでは-50以上の下げ幅から始まり、前場では一時前日終値近くになったものの、再び下げ幅を拡げ、後場では中頃まで下げ幅を維持し、大引け近くになると下げ幅を拡げ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日ヨーロッパ・アメリカ株安、為替の円相場が円安である事から、日経平均株価が下落で始まりました。

前場は、ECBドラギ総裁の発言によって円相場が円安気味になっているものの、配当権利落ち銘柄の下げ、アメリカ株安や経済指標値発表を控えての様子見などで、日経平均株価が小幅よりは多少大きい程度の下げを見せる展開となりました。

後場は、高値警戒感やアメリカ経済指標値に対する様子見から、ポジション調整や利益確定の売りが出たようで、日経平均株価が大引け近くになると下げ幅を拡げる展開となりました。

日本やアメリカの経済指標発表を控え、様子見ムードが強まっており、日経平均株価は下落の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

6月28日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、日本やアメリカの経済指標値を控えての様子見ムードが予想通りである事から、下落の予想は当たりました。

日本およびアメリカの経済指標値発表を控えての様子見ムードが強いように見受けられますね。

経済指標値が悪ければ、アメリカ景気が鈍化もしくは後退し始めたかもしれない、と見られる可能性がありますから要注意です。

ただ、面白いのが為替の円相場が1ドル112円台と円安になっており、日経平均株価の値動きとは逆になっています。

これは、前日ECBドラギ総裁が緩和政策の出口戦略の可能性を示唆したためかと思われます。

この言及を受けて、為替のユーロ円で円安が進行したためでしょう。

そうして円安が起こっているものの、日本市場が一番影響を受けやすい事のは何と言ってもアメリカの景気です。

それを端的に表すGDP関連の指標値に注目が行くと考えられます。

はてさて、今回のGDP関連がどうなっているか、要注目ですね。