日経平均株価予想(2017年7月10日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(非農業部門雇用者数 / 失業率(雇用統計))の予想が良い
  • 日本の経済指標(国際収支-貿易収支、国際収支-経常収支、機械受注(前月比 / 前年比))の予想が少し悪い
  • 日銀による国債の指し値オペ(公開市場操作)を実施
  • 為替のドル円が1ドル113円台
  • 円安

今日の日経平均株価は19929.09、前日比-64.97(-0.32%)でした。

株価は、前場寄り付きでは-100以上の下落から始まり、前場では前日終値に迫る下げ幅の縮まりを見せ、後場では再び下げ幅を拡げる場面を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前場寄り付きは前日のヨーロッパ・アメリカ株安が嫌気され、日経平均株価が下落で始まりました。

前場は、日銀による指し値オペによって、円相場が円安に傾き、日経平均株価が前日終値に迫るほどの下げ幅縮小が見られました。

後場は、今晩のアメリカ雇用統計を控え、様子見ムードが出ており、日経平均株価が再び下げ幅を拡げる展開となりました。

ADP民間雇用者数の結果が悪かったものの、今晩のアメリカ雇用統計が良い可能性がある事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。

7月7日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、アメリカのADP民間雇用者数が悪く、今晩の雇用統計に対して警戒感が出る事が予想通りであった事から、下落の予想は当たりました。

ADP民間雇用者数が悪い予想値を下回る結果であったから、雇用統計にも予想を下回るのではないか、という警戒感が出ているようです。

ADP民間雇用者数と雇用統計は必ずしも相関関係がある訳では無いため、同じような値の増減を示すとは限らないのですが、似通った所もあるため、警戒感が出るのは当然です。

また、雇用統計はアメリカ景気を示す重要なバロメーターの1つですから、慎重にもなります。

今回、雇用統計が良ければ問題無いのですが、もし値が悪かった場合、アメリカの景気や先行きに大きな不安が発生するのは間違いないでしょう。

なので、雇用統計の齎す結果には注意が必須です。

はてさて、どのような結果が出るのか、怖いですね…。