日経平均株価予想(2017年7月21日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(新規失業保険申請件数(前週分)、フィラデルフィア連銀景況指数、景気先行指数(前月比))の予想がまちまち
  • 日本の経済指標はなし
  • 欧州中央銀行(ECB)政策金利発表
  • 安倍政権の支持率低下で政局不安
  • 日銀金融政策決定会合で「現状維持」に決定
  • 企業決算発表の本格化(7/27~8/14)
  • 為替のドル円が1ドル112円台
  • 円高一服
  • 週末要因

今日の日経平均株価は20144.59、前日比+123.73(+0.62%)でした。

株価は、前場寄り付きでは+50未満の小幅な上昇から始まり、前場では中頃に多少の上昇を見せ、後場では大きく上昇して上げ幅を維持し、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前日のアメリカ株高や円高一服感から、日経平均株価が小幅な上昇で始まりました。

前場は、日銀会合の結果を控え、様子見ムードがあった事から、日経平均株価が前引けに近づくと多少の上昇を見せました。

後場は、日銀会合の結果が「現状維持」であった事を受け、安心感からか、日経平均株価がさらに上げ幅を拡げて+100以上を維持する展開となりました。

日銀会合が現状維持で無事通過し、円安気味に進みそうな流れから、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

7月20日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、今回の日銀会合の結果が現状維持で予想通りであった事から、上昇の予想は当たりました。

やはり、日銀会合の結果は現状維持で正解でしたね。

まぁ、日本としては無暗な動きを見せない方が良い状況ですから、当然と言えば当然ですね。

日銀の政策が現状維持であれば、為替のドル円も金利差拡大から円安気味になりやすいため、そうそう悪い事態が起きない限りは利益を得やすいのではないでしょうか。

ETF買入れ額の減額観測があったようですが、今回現状維持となった事で買入れ額が維持され、その観測が後退したようです。

また、発表された「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」なるものから、目指す2%物価安定目標が来年度に先送りされた事に対しても、それほど顕著な反応が見られなかったようです。

今回のイベントを無難に通過した事で、来週半ばから始まる企業決算ラッシュを意識した売買が見られるかと思います。