日経平均株価予想(2017年9月4日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(非農業部門雇用者数 / 失業率(雇用統計)、建設支出(前月比)、ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)、ISM製造業景況指数)の予想が少し悪い
  • 日本の経済指標はなし
  • アメリカと北朝鮮の地政学的リスク
  • 為替のドル円が1ドル110台
  • 円安一服

今日の日経平均株価は19691.47、前日比+45.23(+0.23%)でした。

株価は、前場寄り付きでは+50以上の上昇から始まり、前場では前引けに向けて徐々に上げ幅を縮め、後場では-圏に沈み込む場面が見られたものの、大引け近くで上げ幅を拡げ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前日のヨーロッパ・アメリカ株高や一服感があるものの円安であった事から、日経平均株価が上昇で始まりました。

前場は、外部環境の改善が好感された事から最初は日経平均株価が上昇していたものの、円相場の円安一服感と今晩のアメリカ雇用統計発表を控え、株価が前引けに向けて上げ幅を徐々に縮める展開となりました。

後場は、前場よりも様子見ムードが強まり、前日終値を挟んでの小動きを見せ、日経平均株価が大引け近くになって上げ幅を拡げる場面が見られました。

今晩のアメリカ雇用統計の予想値が前回よりも少し悪いものの、先日発表されたADP民間雇用者数が予想を上回る結果であった事を考慮すると、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。

9月1日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、先日アメリカの経済指標値が良かった事の影響が予想通りであった事から、上昇の予想が当たりました。

今晩のアメリカ雇用統計の予想値が前回よりも悪いものの、アメリカ景気好調の期待が高まっているように見受けらます。

その根拠の1つとなっているのが、ADP民間雇用者数が予想を上回る結果であったというものです。

その結果が、雇用統計の結果と連動しているかというとそうでもないため、注意は必要です。

まぁ、全く関連性が無いかというとそうでもないようなので、ADP民間雇用者数の結果は参考程度に見るのが良いように思います。

本日の日経平均株価の値動きを見ると、大引け近くで株価を再度上昇させている事から、雇用統計の結果に期待している投資家が少なからずいるのではないかと伺えます。

今回の雇用統計が予想を上回る結果とはいかなくとも、安心感が広がるような結果であれば、日経平均株価が再び20000円に向けて上昇するかもしれませんね。

果たして、今晩の雇用統計はどうなるでしょうか?