日経平均株価予想(2017年9月20日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(輸入物価指数(前月比 / 前年比)、建設許可件数、住宅着工件数、四半期経常収支)の予想が少し良い
  • 日本の経済指標(通関ベース貿易収支(季調前))の予想が少し悪い
  • 安倍首相が衆議院解散総選挙を検討
  • 解散から選挙開票日までの間株高が続くアノマリーに期待
  • 9/21にアメリカFOMC政策金利発表
  • 9/21に日銀金融政策決定会合
  • アメリカと北朝鮮の地政学的リスク
  • 為替のドル円が1ドル111台
  • 円安

今日の日経平均株価は20299.38、前日比+389.88(+1.96%)でした。

株価は、前場寄り付きでは+200以上の大幅上昇から始まり、前場では徐々に上げ幅を拡げ、後場ではさらに上げ幅を拡げて一時+400以上の上げ幅を見せ、上記の株価と前日比を迎えました。

ロイターなどによると、前日のアメリカ株高、円安が進んだ事から、日経平均株価が大幅上昇で始まりました。

前場は、ダウ平均の7日間続伸や衆議院解散総選挙実施の観測が出た事から、今後の株高期待が強まり、日経平均株価が大幅上昇の展開となりました。

後場は、解散・選挙のアノマリーへの期待から、リスクオンムードが強まっており、日経平均株価がさらに上昇する展開となりました。

アメリカFOMC政策金利発表や日銀会合があるものの、解散総選挙のアノマリーへの期待が強い事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

9月19日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、安倍首相が衆議院解散総選挙を検討しているとの報道により、リスクオンムードになった事が予想外であったものの、上昇の予想は当たりました。

ここにきて、衆議院解散総選挙が検討されるとは思いませんでした。

そして、解散から選挙開票日まで株高に成り易いというアノマリーも知りませんでした。

思い返してみれば、解散から選挙まで株価が賑わっていたように感じます。

政権安定化の期待から、株高になりやすいのではないでしょうか?

ただ、今回の解散と選挙は大義名分が無いとも言われており、実際何を目的として行われるのかはっきりとしないですね。

なので、どういった事が選挙の目玉となるのかが不明瞭であり、安倍政権が率いる自民党が圧勝するのかどうかの先行きも分からないといった具合です。

こうした事から、解散総選挙が実施されるのであれば、今回については少し不安が募る所ではあります。

さて、今回解散総選挙の話が浮上してきた事から、【3955】イムラ封筒や【7521】ムサシなど選挙関連銘柄が注目を集めているようです。

また、9/21から「東京ゲームショウ2017」が催されるため、ゲーム関連銘柄も賑わいそうです。