日経平均株価予想(2017年10月20日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(フィラデルフィア連銀景況指数、新規失業保険申請件数(前週分)、景気先行指数(前月比))の予想が少し悪い
  • 日本の経済指標はなし
  • 10/22は衆院選投開票日
  • 為替のドル円が1ドル112台
  • 円安
  • 週末要因

今日の日経平均株価は21448.52、前日比+85.47(+0.40%)でした。

株価は、前場寄り付きは+50以上の上昇から始まり、前場では前引けに向けて徐々に上昇して+150近い上げ幅を見せ、後場では前日終値に向けて徐々に下落したものの、再び上昇し、上記の株価と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日のヨーロッパ・アメリカ大幅株高や円安進行から、日経平均株価が上昇で始まりました。

前場は、アメリカ市場のNYダウが大幅上昇してさらに史上最高値を更新した事や、中国発表の第3四半期GDPが市場予想と同じで無事通過した事もあり、買い意欲が勢い付き、日経平均株価が徐々に上げ幅を拡げる展開を見せました。

後場は、日経平均株価が節目の21500円を超えた事で、先物などで一旦の利益確定売りが出た事から、日経平均株価が一時前日終値に近づくほどの上げ幅縮小を見せ、その後は回復する展開となりました。

依然としてアメリカ市場など外部環境が良い事や衆院選投開票日が間近である事から、世界的な株高から投資マインドが強気に出ており、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

10月19日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、言わずとも知れた世界的な株高意識から、上昇の予想は当たりました。

やはり、アメリカ市場が史上最高値を更新し続けている限り、日本市場も続伸しますね。

本日で、日経平均株価は13連騰という事になります。

ここまでくると、連騰の過熱感で怖いのです。

ですが、利益確定売りがしばしば発生している事を考えると、適度な冷却が入っているのかもしれませんね。

そして、衆院選の投開票日間近になりました。

衆院選は自民・公明の与党が優勢との見方が強いようです。

なので、投開票日後にある企業の中間決算を投資家がどのように捉えられているのかが気になる所です。

アメリカ市場は好況のようですので、日本も追随する形になると思われます。

ただ、選挙による期待や思惑が無くなる訳ですから、それが相場にどのような影響を与えるのかが気になる所です。

選挙終了後はどうなるでしょうかね?

さて、話は変わって、部材の強度などに関するデータ改竄問題で渦中の【5406】神戸製鋼所ですが、本日株価が大きく上昇したようですね。

本日正午辺りに、自動車大手メーカー【7203】トヨタ自動車が部材として使用しているアルミ板について、「車両の安全性・耐久性に関する関連法規や当社基準を満たしていることを確認した」と発表したそうです。

それにより、神戸製鋼所の株が買戻しされたようです。

現時点では、部材の一部についてだけではありますが、大手メーカーからそうした発表があった事で、神戸製鋼所の信用は何とか首の皮がつながった状況となったのかもしれませんね。

しかし、データ改竄問題自体が問題視されるべき事であり、他の部材や同社系列の会社でも同様の問題があるようですから、依然どうなるかは分かりません。

エアバックで問題を起こしたタカタの二の舞にだけはならないでほしいものです。