日経平均株価予想(2017年11月7日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標はなし
  • 日本の経済指標はなし
  • 来日中のトランプ米大統領が対日貿易赤字に「アメリカは日本のせいで『長い年月にわたって』巨額の貿易赤字に苦しんできた」と不満を表明
  • 日本国内企業の中間決算が本格化(10/27~11/14)
  • 為替のドル円が1ドル114台
  • 円安

今日の日経平均株価は22548.35、前日比+9.23(+0.04%)でした。

株価は、前場寄り付きは+50以上の上昇から始まり、前場では一時+100以上の上げ幅を見せたものの、前引けに向けて徐々に上げ幅を縮めて-圏に沈み込み、後場では下げ幅を拡げて一時-100以上の下げ幅を見せたものの、大引けに向けては下げ幅を縮めて+圏へ浮上する流れとなり、本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日のヨーロッパ・アメリカ小幅株高や円安であった事から、日経平均株価が上昇で始まりました。

前場は、日経平均株価が上昇を見せていたものの、トランプ大統領の貿易赤字への不満が報道された事で輸出関連株が下落し、日経平均株価が前引けに向けて徐々に下落して一時-圏へ沈み込む場面が見られました。

後場は、前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価が下落したものの、企業決算で好業績が発表されると押し目買いもあってか、日経平均株価が徐々に回復して+圏へ浮上しました。

トランプ大統領の不満発言が思いの外冷静に受け止められ、波乱含みの相場とならなかった事、日本国内の企業決算が好決算である事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

11月6日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、アメリカ雇用統計が振るわなかった事やトランプ大統領の貿易赤字不満発言が予想外であったものの、日本国内の企業決算への期待や思惑が強い事が予想通りであった事から、上昇の予想は当たりました。

先週発表されたアメリカ雇用統計の結果があまり振るわなかったようです。

ただ、失業率がそう悪くなかった事から、結果としてまちまちになった印象です。

次に、日訪中のトランプ大統領の貿易赤字に対する不満発言が出たものの、投資家にとって恐らく織り込み済みであったのだろうと思われます。

なので、一時的な下落で済んでいるんでしょう。

それでも、日経平均株価の値幅が+100以上の上げ幅から徐々に-100以上の下げ幅に転じている事から、非常に大きい影響が出た事が伺えます。

また、日経平均株価が下落中、【8053】住友商事や【8058】三菱商事などが通期業績の上方修正を発表した事から、株価下落中に対して押し目買いが進んだ事から、株価回復に繋がったのだと思われます。

良いタイミングで、企業決算の上方修正が発表されたようです。

それにしても、今回の国内企業決算は本当に好決算なんですね。

すごいものです。

今後もたくさんの企業決算が控えていますから、好業績や業績などの上方修正がより多く発表される事を期待したいですね。