日経平均株価予想(2017年11月10日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(新規失業保険申請件数(前週分)、卸売在庫(確報値))の予想が少し悪い
  • 日本の経済指標(マネーストックM2、第3次産業活動指数)の予想が前回と同程度
  • 日本国内企業の中間決算が本格化(10/27~11/14)
  • SQ(特別清算指数)
  • 為替のドル円が1ドル113台
  • 円安一服
  • 週末要因

今日の日経平均株価は22868.71、前日比-45.11(-0.20%)でした。

株価は、前場寄り付きは+50以上の上昇から始まり、前場では徐々に上げ幅を広げ、一時+450以上の大幅上昇となり、後場では大きく下落して一時-400近い下げ幅を見せ、大引けに向けては下げ幅を徐々に縮め、本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日のアメリカ小幅株高や円安から、日経平均株価が上昇で始まりました。

前場は、企業決算や為替など外部環境が良好なのに加え、明日SQ算出を控えており、本日の日経平均株価が権利行使価格23000円を超えた事から買い戻しが進み、日経平均株価が大幅上昇する展開となりました。

後場は、途中から大口の売りが先物主導で発生した事から、日経平均株価が大幅上昇から大幅下落に反転する荒い値動きが見られ、大引けに向けて徐々に下げ幅を縮めました。

明日のSQ算出を控え、円安一服感が出ているものの、SQ算出を無事通過できれば、日本国内の企業決算もある事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

11月9日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、明日のSQ算出を前に突発的な大口の売りが出たようで、上昇の予想は当たりませんでした。

本日の相場は前場および後場途中まで大幅上昇だったのですが、大口の断続的な売りが株価指数先物で発生した模様です。

そのため、先物主導で大幅な下げになってしまったようです。

本日の前場の日経平均株価が高値圏となった事から、仕掛け的な売りがやりやすい状況になったのではないかと考えられます。

確かに、前場の株高は特段の理由が無い大幅上昇となったようで、そのタイミングで売りが仕掛けられたといった所でしょうか?

今回の大口売りで、日経平均株価や為替のドル円は大きく影響を受けたものの、押し目買いも進んだようで、株価が前日終値に迫る形で回復しています。

「捨てる人あれば、拾う人あり」といった具合ですね。

今回、大きく乱高下したものの、日本市場はまだまだ底堅さを持っている事の現れなのではないか、と思います。