日経平均株価予想(2017年11月30日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(実質GDP(改定値)、中古住宅販売制約指数)の予想が少し良い
  • 日本の経済指標(鉱工業生産(速報値))の予想が良い
  • アメリカ上院予算委員会で税制改革修正案が可決
  • 北朝鮮が早朝に弾道ミサイルを発射
  • 為替のドル円が1ドル111台
  • 円高一服

今日の日経平均株価は22597.20、前日比+110.96(+0.49%)でした。

株価は、前場寄り付きは+100以上の上昇から始まり、前場では上下に振れなら多少上げ幅を縮め、後場でも前場同様に上下に振れつつも、大引け直前で上げ幅を再び拡げ、本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日のヨーロッパ・アメリカ株高や円高一服が好感され、日経平均株価が上昇で始まりました。

前場は、早朝に北朝鮮によるミサイルと思しき飛翔体発射の報道がなされたものの、影響は極めて限定的であり、外部環境が良かった事から買いが進み、日経平均株価が上げ幅を縮めるような展開にはあまりなりませんでした。

後場は、外部環境が良いものの、買い材料が乏しい事もあってか、上値が重く膠着感が出ており、日経平均株価が大きく上昇するような展開は見られませんでした。

北朝鮮リスクがあるものの限定的であり、外部環境も多少良くなってきている節がある事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

11月29日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、北朝鮮リスクが思いの外、限定的な影響に留まった事、外部環境が良くなった事が予想外であったため、下落の予想は当たりませんでした。

ここ最近、予想を連続して外しています。

北朝鮮リスクが本当に限定的な影響に留まってきていますね。

勿論、アメリカの税制改革修正案の件が株価の下支えに貢献しているのも分かりますが、北朝鮮リスクについて投資家があまり反応しなくなってきたように思います。

まぁ、過剰反応を示されても困りますから、これはこれで経済的には良い事なのでしょう。

ところで、アメリカの税制改革修正案が上院予算委員会で可決された事から、期待や思惑が出てきているようで、金融銘柄の一部に物色が見られるようです。

このまま、良い形で税制改革案が通過してくれれば、良い流れが来るかもしれません。

ねじれる事なく、無事通過してほしい所です。