予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標(建設支出、ISM製造業景気指数)の予想が少し悪い
- 日本の経済指標はなし
- アメリカの税制改革法案が採決見送り
- 為替のドル円が1ドル112台
- 円安
今日の日経平均株価は22819.03、前日比+94.07(+0.41%)でした。
株価は、前場寄り付きは+200近い大幅上昇から始まり、前場では一時+250以上の上げ幅を見せたものの、その後は上げ幅を縮め、前日終値を挟んでの小動きを見せ、後場では中頃から上げ幅を多少回復させ、本日終値と前日比を迎えました。
本日の前場寄り付きでは、前日のアメリカ大幅株高が好感され、日経平均株価が大幅上昇で始まりました。
前場は、アメリカの税制改革法案の成立期待の影響から、日経平均株価が大幅上昇を見せていたものの、採決見送りが報じられた事で上げ幅を縮め、前日終値を挟んでの小動きを見せる展開となりました。
後場は、月初めの株高アノマリー期待や来週のメジャーSQに向けた動きで、日経平均株価が中頃から上げ幅を多少回復させる展開となりました。
アメリカ税制改革法案の成立や月初めの株高アノマリーなどに期待や思惑が見受けられる事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。
12月1日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)
当たりです。
本日の日経平均株価についてですが、外部環境が良くなってきた事は予想通りであり、月初めの株高アノマリーなど予想外のものもあった事から、結果として上昇の予想は当たりました。
さて、今月から12月ですね。
当面は、アメリカの税制改革案の成立がどうなるかに注目でしょうね。
トランプ政権の提示する税制改革案は財政赤字が拡大する恐れがある事から、与党・共和党から懸念の声が出ているようです。
この法案では、法人税の減税によって今後10年間でアメリカの国内総生産(GDP)が平均0.8%上がって税収が増える見込みであるものの、財政赤字も約1兆ドル増える見込みとの試算が出されているからのようですね。
財政赤字懸念の声がある事から、調整のため法案成立が見送りとなったようです。
調整が法案成立に向かう動きであればよいですが、難航を示すようであれば株価悪化もあり得ます。
法案が落とし所に収まると良いのですが、どうなるでしょうかね?