予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標(製造業新規受注、耐久財受注(確報値))の予想が少し悪い
- 日本の経済指標はなし
- アメリカの税制改革法案が上院で可決
- アメリカのトランプ政権を巡るロシア関与疑惑(ロシアゲート)にて訴追されたフリン前大統領補佐官が法廷で有罪を認める証言
- 北朝鮮を巡る地政学的リスク悪化の懸念
- 為替のドル円が1ドル113台
- 円安
今日の日経平均株価は22707.16、前日比-111.87(-0.49%)でした。
株価は、前場寄り付きは+50未満の小幅な上昇から始まり、前場では前日終値を挟んで上下の値動きが見られ、後場では大引けに向けて徐々に下げ幅を拡げ、本日終値と前日比を迎えました。
本日の前場寄り付きでは、前週末ヨーロッパ・アメリカ株安であったものの、円相場が円安気味である事から、日経平均株価が小幅な上昇で始まりました。
前場は、アメリカの税制改革法案が上院で可決された事から法案成立期待が高まったものの、ロシア疑惑や北朝鮮リスクの重しから、日経平均株価が前日終値を挟んで上下に多少振れる場面がありました。
後場は、ロシア疑惑や北朝鮮リスク、今週末のメジャーSQ算出などへの懸念から、日経平均株価が徐々に下げ幅を拡げる展開となりました。
アメリカ税制改革法案成立への期待があるものの、ロシア疑惑や北朝鮮リスクが意識され、不安定な相場になりやすいと思われる事から、日経平均株価は下落の可能性があります。
以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。
12月4日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
外れです。
本日の日経平均株価についてですが、アメリカのロシア疑惑や北朝鮮リスクによって、外部環境の悪化から、上昇の予想は当たりませんでした。
ロシア疑惑や北朝鮮リスク悪化の懸念が強まっているようです。
ロシア疑惑に関しては、上記にもある通り、FBIに虚偽の供述をしたフリン前大統領補佐官が法廷で有罪を認める証言があった事から、トランプ政権の運営に懸念が出てきたようです。
また、共和党のリンゼー・グラム上院議員が報道番組で、配偶者や子供など在韓米軍の扶養家族を退避させるよう求めた事から、北朝鮮との軍事衝突の懸念が意識されたようです。
これらの事により、投資家心理が多少悪化しているようです。
さらに、メジャーSQ算出を今週末に控えている事もあってか、ボラティリティが高くなる可能性もあるようで、今週は要注意かもしれません。
今週は、落ち着くまで様子見した方が良いのかもしれませんね。
今週どうなるでしょうかね?