日経平均株価予想(2017年12月8日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(新規失業保険申請件数)の予想が悪い
  • 日本の経済指標(国際収支、GDP2次速報値)の予想が少し悪い
  • 為替のドル円が1ドル112台
  • 円安
  • メジャーSQ
  • アメリカ雇用統計

今日の日経平均株価は22498.03、前日比+320.99(+1.45%)でした。

株価は、前場寄り付きは+150近い上昇から始まり、前場では一段高の上昇を見せ、後場では大引けに近づくと+300以上の大きな上げ幅となり、本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日ヨーロッパ・アメリカ小幅株安であったものの、円高が一服して円安になった事から、日経平均株価が上昇で始まりました。

前場は、トランプ大統領によるアメリカ大使館のエルサレム移設の方針の影響が海外市場で限定的であった事、それによって前日の大きな売りで先物のロールオーバーがほぼ終了し、円相場が円安気味にもなってきた事から、買戻しが進んで、日経平均株価が大幅上昇する展開となりました。

後場は、買戻しが一巡した事もあってか、中頃は上値の重い展開が続きましたが、大引け近くに差し掛かると、日経平均株価が一段高を見せました。

明日はメジャーSQがあるものの、先物のロールオーバーもほぼ終了しているとの事から、落ち着きを取り戻す可能性があり、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

12月7日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、アメリカ大使館移設の件に対する市場への影響が予想外に限定的であった事から、下落の予想は当たりませんでした。

トランプ大統領のエルサレムにアメリカ大使館を移設する話が、各市場にそれほど影響を与えなかった事に驚きました。

前日の日本市場が、過剰反応を示しただけなのかもしれません。

前日のNYダウ平均は、前日終値を挟んでの小動き程度で済んでいます。

予想では、アメリカの懸念すべきものが増えた事により、相場が荒れると考えていました。

ですが、そのような事はなく、本日の日経平均株価は前日の大幅下落に対する反騰で大幅上昇する結果となりました。

本日の株価動向を見るに、明日のメジャーSQ算出も無事通過しそうな感じがします。

とりあえず、波乱な流れにならなそうで一安心と言った所でしょうか。