日経平均株価予想(2017年12月15日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(新規失業保険申請件数、輸入物価指数(前月比 / 前年比)、小売売上高(前月比 / 前年比))の予想が少し悪い
  • 日本の経済指標(日銀短観(大企業製造業業況判断、大企業製造業先行き、大企業非製造業業況判断、大企業非製造業先行き、大企業全産業設備投資)の予想が少し良い
  • アメリカFOMC政策金利発表で利上げ決定
  • 為替のドル円が1ドル112台
  • 円高
  • 週末要因

今日の日経平均株価は22694.45、前日比-63.62(-0.28%)でした。

株価は、前場寄り付きは-50以上の下落から始まり、前場では一時+圏に浮上したものの、小幅な下落となり、後場でさらに下落が進み、一時-100以上の下げ幅を見せ、上記の本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日ヨーロッパ株安、アメリカ株高だったものの、円高からか、日経平均株価が下落で始まりました。

前場は、アメリカFOMC政策金利発表で利上げ決定がなされたものの、来年利上げペースが緩やかになるとの見方から、アメリカの長期金利が低下した事で円高が進み、日経平均株価が小幅に下げる展開となりました。

後場は、アメリカ長期金利低下を受けて、銀行や保険など金融関連株の下落が強まった事もあってか、日経平均株価が前場よりも下落する展開が見られました。

アメリカ長期金利低下の影響があったものの、FOMC政策金利発表自体は無事通過した事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

12月14日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、アメリカFOMC政策金利発表が予想通りの利上げで無事通過し、予想外にも来年利上げペースが緩やかになるとの見方も出た事から、結果として下落の予想は当たりました。

予想通りに利上げが行われましたね。

その一方で、来年の利上げペースに関しては緩やかになるとの見方が出た事で、アメリカの長期金利低下を招き、日本・アメリカの金利差が縮小した事から、円を買う動きに繋がりました。

つまり、円高気味になってしまいました。

そうはいっても、一過性の値動きでしょうから、すぐに収まりそうな気がします。

それよりも、次に注目されるのはアメリカ税制改革案の動向ですね。

この改革案を巡って、成立が簡単には行かない様子です。

これの動向には注意したい所です。

どうなるでしょうかね、この法案…。