予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標(NY連銀製造業景気指数、鉱工業生産(指数 / 設備稼働率)、対米証券投資)の予想が少し悪い
- 日本の経済指標(通関ベース貿易収支(季調前))の予想が少し良い
- アメリカ税制改革法案の成立不透明感から懸念
- 【4755】楽天が携帯キャリア事業へ新規参入を目指すと発表
- 為替のドル円が1ドル112台
- 円高
今日の日経平均株価は22553.22、前日比-141.23(-0.62%)でした。
株価は、前場寄り付きは-50以上の下落から始まり、前場ではさらに下落して一時-200以上の下げ幅を見せ、後場では急激な浮上で一時+50以上の上げ幅を見せたものの、大引け近くで再下落し、上記の本日終値と前日比を迎えました。
本日の前場寄り付きでは、前日ヨーロッパ・アメリカ株安や円高気味であった事から、日経平均株価が下落で始まりました。
前場は、アメリカ税制改革法案成立の見通しが不透明になってきた事や楽天による通信事業の参入を目指す発表で通信関連株が下落した事から、日経平均株価が大きく下落する展開となりました。
後場は、前場の大幅下落を受けて、ETF買入れ期待や思惑から大きな買戻しがあったものの、大引け近くになると利益確定売りが強まり、一時的に+圏まで浮上した日経平均株価が再度下落する、荒れた値動きが見られました。
アメリカ税制改革法案成立の不透明さや通信事業環境の悪化懸念が見られる事から、日経平均株価は下落の可能性があります。
以上から、来週の日経平均株価は-の予想です。
12月15日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)
外れです。
本日の日経平均株価についてですが、アメリカ税制改革法案の先行き不透明さ懸念を見誤った事、楽天の通信キャリア事業参入発表の件で通信事業環境悪化の見方が強まった事が予想外であったため、上昇の予想は当たりませんでした。
アメリカ税制改革法案の件が、徐々に悪化してきていますね。
まぁ、成立に向けては難航しそうな感じですし、今年中にケリが着くとは思えないとの見方もあったようですから、暫く様子見ムードが続くやもしれません。
別の話として、【4755】楽天がまさかの通信キャリア事業参入を目指すとの発表が前日にあったようです。
楽天の通信事業への参入自体はそれほど気にはならないのですが、すでに何社もある通信事業環境に乗り込むという事から、事業環境を悪化させるのではないかとの懸念が出ているようです。
本日下落した日経平均株価の要因の1つとして、楽天の新規参入発表が理由になっているようです。
まぁ、すでに何社もひしめいており、楽天自身がその中でやっていけるのかどうかに疑問符を付ける見方が多いように思います。
新規参入自体は悪くないですが、通信キャリア事業が失敗に終わった場合、損失を出しただけでなく、既存の事業環境を引っ掻き回しただけというお粗末な結果にならないか、心配です。
はたして、楽天の通信事業への新規参入計画は大丈夫なんでしょうかね?