日経平均株価予想(2018年1月29日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目1)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(卸売在庫、四半期GDP(速報値)(実質GDP / 個人消費 / GDPデフレータ / PCEコアデフレータ)、耐久財受注(速報値)(前月比 / 前月比(コア)))の予想が少し良い
  • 日本の経済指標はなし
  • 中国の経済指標はなし
  • 欧州中央銀行(ECB)理事会は「現状維持」を決定
  • アメリカのトランプ大統領が「強いドルを望む」と発言
  • 為替のドル円が1ドル109台
  • 円高一服
  • 企業決算

今日の日経平均株価は23631.88、前日比-37.61(-0.16%)でした。

株価は、前場寄り付きは+100近い上昇から始まり、前場では一時+100以上の上げ幅だったものの、前引けに向けて上げ幅を縮め、後場では-圏に沈み込んで一時-50以上の下げ幅を見せ、上記の本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ株高、そして円高一服から、日経平均株価が上昇で始まりました。

前場は、トランプ大統領が「強いドルを望む」発言をした事で、ドル高円安に持ち直した事から、日経平均株価が上昇したものの、再び円高気味になると上げ幅を徐々に縮小する展開となりました。

後場は、円高が再び進んだ事を受け、企業決算の本格化を前に持ち株調整売りなどが強まり、日経平均株価が-圏に沈み込みました。

円高気味に加え、企業決算への警戒感もあり、投資家心理の悪化が見受けられる事から、日経平均株価は下落の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

1月26日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、トランプ大統領の発言は予想外であったものの、円高気味の為替や本格的な企業決算を前にしての警戒感が予想通りであり、下落の予想が当たりました。

為替のドル円がドル安に傾きやすい状況である事から、日経平均株価の上昇は難しいのではないかと思われます。

円相場が円安にしっかりと傾かない限り、投資家心理の悪化もなかなか改善しないでしょう。

しばらくは、企業決算よりも為替にらみの相場となりそうですね。

企業決算の決算結果が良いだけでは、日経平均株価の上昇が難しい局面に差し掛かっているのかもしれません。

企業決算の本格化時期に突入しますが、どうなるでしょうかね?