日経平均株価予想(2018年3月1日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(四半期GDP(改定値)(実質GDP / 個人消費 / GDPデフレータ / PCEコアデフレータ)、シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、中古住宅販売制約指数)の予想が少し悪い
  • 日本の経済指標はなし
  • 中国の経済指標(財新製造業PMI)の予想が前回と同程度
  • 為替のドル円が1ドル107台
  • 円高気味

今日の日経平均株価は22068.24、前日比-321.62(-1.44%)でした。

株価は、前場寄り付きは-50以上の下落から始まり、前場では下げ幅を一時縮めたものの、前引けに向けて徐々に下げ幅を拡げ、後場ではさらに下げ幅を拡げ、上記の本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ大幅株安及び円高から、日経平均株価が下落で始まりました。

前場は、前日のパウエルFRB議長による議会証言で経済が好調とする発言を受け、年内利上げペースが早まるとの見方が強まった事から、円相場が円高気味となり、日経平均株価が前引けに向けて徐々に下げ幅を拡げる展開となりました。

後場は、前場の日銀による国債買い入れオペで減額があった事から、金融緩和縮小の思惑が現れ、日経平均株価がさらに下げ幅を拡げる展開となりました。

利上げペースの早まりや金融緩和縮小の思惑が現れ、日経平均株価が大幅下落したものの、そのリバウンドが考えられる事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

2月28日±株価予想の結果:×(予想:+/実際:-)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、前日のパウエルFRB議長の議会証言に対する市場の反応が予想外であった事から、上昇の予想が当たりませんでした。

パウエル議長は穏健派として知られる通り、発言内容としてはハト派のようです。

ですが、その発言を受けての投資家達は利上げペースの早まりを警戒した事から、本日の日経平均株価が大幅下落といった結果になりました。

FRB議長によって経済状況の好調さについての発言があれば、利上げペースへの懸念が出るのは今にして思えば当然の流れです。

前日の日本・アメリカの経済指標値や恐怖指数(VIX)が非常に良かった事で、今回そこまで考えが至っていませんでした。

なかなか、予想するのが難しいですね。相場って…。

もっと、予想できるようになりたいものです。