日経平均株価予想(2018年3月5日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値))の予想が少し悪い
  • 日本の経済指標はなし
  • 中国の経済指標はなし
  • アメリカのトランプ大統領が鉄鋼及びアルミニウム製品の関税を課す方針を来週発表すると表明
  • 為替のドル円が1ドル105台
  • 円高

今日の日経平均株価は21181.64、前日比-542.83(-2.50%)でした。

株価は、前場寄り付きは-400近い大幅下落から始まり、前場ではさらに下げ幅を拡げて一時-600以上の下落を見せ、後場では多少下げ幅を縮めたものの、大引け直前に再び下げ幅を拡げ、上記の本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ大幅株安及び円高から、日経平均株価が大幅下落で始まりました。

前場は、アメリカのトランプ大統領によって、関税による鉄鋼及びアルミ製品の輸入制限を行う方針が表明された事で、貿易摩擦の悪化懸念から先物主導の大幅下落を受け、日経平均株価が一時-600以上の大幅下落を見せる展開となりました。

後場は、前場のリスク回避売りに対する反動からか、日経平均株価が多少下げ幅を縮めたものの、大引けに近づくと警戒感から再び下げ幅を拡げる場面が見られました。

トランプ大統領による輸入制限の方針が発表される事から、投資家心理が冷え込み、円高も進んでいる事から、日経平均株価は下落の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

3月2日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、アメリカと貿易摩擦の懸念が出てくるような事態になる事は予想外でしたが、下落しやすい相場になっている事は予想していた事から、下落の予想が当たりました。

とんでもない発表がアメリカのトランプ大統領からされたようですね。

鉄鋼とアルミ輸入製品へ関税を課す方針を来週発表するようです。

この表明を受けて、貿易関連や先物などを中心に大きな警戒感が出た事から、日経平均株価や関連銘柄の株価が大きく下落する展開となったようです。

例えば、【5401】新日鐵住金や【5703】日本軽金属などが値を落としています。

また、アメリカの保護主義政策が強まる事への懸念で、貿易摩擦への警戒感からか、海運大手の【9104】商船三井なども下落しています。

来週、トランプ大統領が輸入制限の方針についてどのような内容を述べるのか分かりませんが、貿易摩擦悪化が心配されるため、要警戒ですね。