日経平均株価予想(2018年3月7日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目3)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(製造業新規受注、耐久財受注(確報値)(前月比 / (コア)前月比))の予想が悪い
  • 日本の経済指標(景気動向指数(速報値)(景気先行指数 / 景気一致指数))の予想が少し悪い
  • 中国の経済指標はなし
  • アメリカのトランプ大統領がツイッターで鉄鋼・アルミ製品における輸入制限の免除可能性について言及
  • アメリカの共和党幹部らによる輸入制限を控えるよう呼びかけ
  • 為替のドル円が1ドル106台
  • 円安
  • 日銀金融政策決定会合(3/8~3/9)
  • メジャーSQ(3/9)

今日の日経平均株価は21417.76、前日比+375.67(+1.79%)でした。

株価は、前場寄り付きは+350以上の大幅上昇から始まり、前場ではさらに上昇して一時+500以上の上げ幅を見せ、後場では多少上げ幅を縮め、上記の本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ株高及び円安進行から、日経平均株価が大幅上昇で始まりました。

前場は、トランプ大統領が輸入制限の免除可能性に言及した事や共和党幹部らが輸入制限を控えるよう呼びかけを行った事が報じられ、貿易戦争への懸念緩和により、日経平均株価が大幅上昇する展開となりました。

後場は、前場の勢いが多少衰えたものの、投資家心理が幾何か改善されたためか、日経平均株価が比較的上げ幅を維持する展開が見られました。

貿易戦争への懸念が多少和らいだ形となった事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

3月6日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、貿易戦争懸念が緩和された事は予想外であったものの、それに伴う反騰が予想通りであったため、上昇の予想が当たりました。

アメリカが輸入制限に対して緩和を示唆する動きを見せた事から、貿易戦争懸念が緩和され、投資家心理が多少改善されたようです。

とはいっても、依然として貿易戦争の懸念はあるわけですから、要注意だと思われます。

また、日銀会合を今週末に控え、出口戦略を巡っての黒田総裁の言動や動向に注意が必要です。

現状、リスクオンムードにはなりにくいでしょうから、慎重姿勢でいきたい所ですね。