日経平均株価予想(2018年3月12日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(雇用統計(雇用者数 / 失業率))の予想が少し良い
  • 日本の経済指標はなし
  • 中国の経済指標はなし
  • アメリカのトランプ大統領が鋼鉄・アルミ製品の輸入関税導入を巡って態度軟化との見方
  • アメリカ・北朝鮮が首脳会談開催で合意
  • 森友問題対応の近畿財務局職員が●●との報道
  • MSCIの浮動株算出ルール変更によって日本株に約5800億円の売り需要が発生するとの観測
  • 日銀金融政策決定会合で「現状維持」を決定
  • 為替のドル円が1ドル106円台
  • 円安

今日の日経平均株価は21469.20、前日比+101.13(+0.47%)でした。

株価は、前場寄り付きは+200以上の大幅上昇から始まり、前場ではさらに上昇して一時+500以上の上げ幅となったものの、前引けに向けて上げ幅を大きく縮め、後場では一時-圏に沈む場面が見られたものの、再び上げ幅を拡げ、上記の本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ小幅株安及び円高一服から、日経平均株価が大幅上昇で始まりました。

前場は、トランプ大統領が鋼鉄・アルミの輸入制限について態度を軟化させた事、アメリカと北朝鮮の首脳会談開催の合意があった事から、日経平均株価が山なりに+500以上の上げ幅を見せましたが、森友問題やMSCIの件、そして日銀会合の結果を控えて、日経平均株価が前引けに向けて大きく上げ幅を縮める展開となりました。

後場は、日銀会合の結果が織り込み済みの「現状維持」となった事、今晩アメリカ雇用統計を控えての様子見ムードからか、日経平均株価が一時-圏に沈む場面が見られました。

今晩アメリカ雇用統計の予想値が少し良い事、貿易戦争懸念や投資家心理悪化などが多少後退した事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、来週の日経平均株価は+の予想です。

3月9日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、トランプ大統領の輸入制限で態度を軟化させた事、アメリカ・北朝鮮の首脳会談開催の合意などが予想外であったため、下落の予想が当たりませんでした。

日経平均株価が一時+500以上にもなる、山なりの値動きを見せた後に上げ幅を小さくして、後場に一時-圏に沈み込んだのですが、多少上げ幅を回復させましたね。

それにしても、日経平均株価の前場の山なりには、ビックリしました。

大きく膨らんで萎んでいくんですから…。

日銀会合の現状維持は織り込み済みだという事で、市場の反応が限定的でした。

それよりも、大引け後に控える黒田総裁の会見でどのような発言をするのかが気になります。

また、今晩のアメリカ雇用統計の結果についても同様です。

週明けの株価がどのような値動きを見せるのか、気になる所です。