予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目4)
日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。
- アメリカの経済指標(経常収支、中古住宅販売件数)の予想が少し悪い
- 日本の経済指標(全産業活動指数)の予想が悪い
- 中国の経済指標(香港・消費者物価指数)の予想が少し良い
- アメリカFOMC政策金利発表(3/22)
- IPO(新規公開株)ラッシュ(3/15~3/30)
- 為替のドル円が1ドル106円台
- 円高一服
今日の日経平均株価は21380.97、前日比-99.93(-0.47%)でした。
株価は、前場寄り付きは-150以上の下落から始まり、前場では一時-250以上の下げ幅を見せるなど、上下に荒れた値動きとなり、後場では多少落ち着きを取り戻し、大引けに向けて下げ幅を縮め、上記の本日終値と前日比を迎えました。
本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ大幅株安や円高気味であった事から、日経平均株価が下落で始まりました。
前場は、前日のアメリカ大幅株安を受けて、リスク回避売りや様子見ムードがあるものの、3月期末の配当権利取りの買いや日銀ETF買入れ期待で、日経平均株価が上下にもみあう展開となりました。
後場は、円高一服感が出た事で、日銀ETF買入れ期待や思惑も手伝ってか、日経平均株価が大引けに向けて下げ幅を縮める展開となりました。
FOMC政策金利発表で「利上げ」する可能性がある事から、利上げペース加速の懸念が危惧され、ドル円の強含みが予想される事から、日経平均株価は下落の可能性があります。
以上から、明後日の日経平均株価は-の予想です。
3月20日±株価予想の結果:○(予想:-/実際:-)
当たりです。
本日の日経平均株価についてですが、前日アメリカのNYダウなど経済指標値が大幅下落した事は予想外であったものの、下落の予想が当たりました。
日本およびアメリカの政権先行き不安が燻っていますが、とりあえず目先はFOMC政策金利発表と3月期末の配当権利取りによる買い意欲ではないでしょうか?
まず、FOMC政策金利発表ですが、「利上げ」するのではないかと予想します。
今回、利上げの検討がなされる可能性があり、アメリカ経済の先行き判断として好調となるものの、国債利回りが上がる事への危惧があります。
また、利上げペース加速の懸念が強まれば嫌気され、円相場や株価が下落するかもしれません。
FOMC及びFRB議長声明に注意したい所です。
次は、3月期末の株主優待や配当権利取りに向けた買いです。
最近は材料が乏しい事から、株主優待や配当権利取りに意識が向きやすい状況になっているのではないかと思われます。
本日の日経平均株価で見せたもみあいは、そうした背景の買いによるものではないかと考えています。
今月は3/27が権利付最終日ですので、それまでは株価の下げ渋りまたはもみあいが見られるかもしれません。
因みに、3/28は権利落ち日、3/30は権利確定日です。
株主優待や配当が欲しい方は、3/27までに株を購入した方が良いです。