日経平均株価予想(2018年3月28日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目2)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(S&Pケースシラー住宅価格指数、コンファレンスボード消費者信頼感指数)の予想が少し良い
  • 日本の経済指標はなし
  • 中国の経済指標はなし
  • 中国がアメリカ製半導体の購入を拡大させる計画を提示したとの報道
  • 森友学園の決裁文書改竄問題を巡って佐川宣寿信引き前国税庁長官の証人喚問を実施
  • IPO(新規公開株)ラッシュ(3/15~3/30)
  • 為替のドル円が1ドル105円台
  • 円安

今日の日経平均株価は21317.32、前日比+551.22(+2.65%)でした。

株価は、前場寄り付きは+200近い大幅上昇から始まり、前場ではさらに上昇し、後場では大引けに向けて徐々に上げ幅を拡げ、上記の本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ大幅株高や円安進行を受けて、日経平均株価が大幅上昇で始まりました。

前場は、中国によるアメリカ製半導体購入拡大の計画提示の報道を受けて外部環境が大きく改善され、森友問題を巡っては佐川氏からの鑑定関与を疑わせるような発言が無かった事から、不安や懸念が大きく後退した事により、日経平均株価が上げ幅を大きく拡げる展開となりました。

後場は、3月期末の株主優待及び配当権利取りの買いが進んだ事もあってか、日経平均株価が徐々に上げ幅を拡げる流れとなりました。

貿易戦争・摩擦の懸念が和らぎ、日本の政局不安が後退した事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

3月27日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、アメリカ・中国間の貿易戦争懸念が後退した事は予想外でしたが、3月期末の株主優待や配当権利取りの最終日の買いが予想通りであった事から、上昇の予想が当たりました。

いやー、日経平均株価が+500以上の上げ幅を見せるとは凄い勢いです。

そして、中国がアメリカに対して当初強気な姿勢だったにもかかわらず、ここにきて貿易戦争・摩擦回避を狙った提案をしてくるとは思いませんでした。

中国がひよってきました。

アメリカと貿易戦争で喧嘩しても損しかないでしょうから、アメリカとの落とし所を模索したいのでしょう。

何はともあれ、貿易摩擦の後退は世界経済的に好感されているでしょうから、大きく下落した株価も多少回復するかもしれません。

むしろ、ここからアメリカが中国に対して、どのような態度や措置に出るのかが非常に気になります。

アメリカの出方に注視したいですね。