日経平均株価予想(2018年4月10日)

予想:+ 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)-(目6)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標はなし
  • 日本の経済指標はなし
  • 中国の経済指標はなし
  • アメリカのトランプ大統領が中国との通商問題に楽観的な見方を提示
  • 為替のドル円が1ドル107円台
  • 円高一服

今日の日経平均株価は21678.26、前日比+110.74(+0.51%)でした。

株価は、前場寄り付きは-50未満の小幅下落から始まり、前場では前日終値を挟んだ小動きを見せ、後場では上昇して一時200以上の上げ幅を見せ、上記の本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ大幅株安、ドル円など円相場が強含んだ事から、日経平均株価が小幅下落で始まりました。

前場は、アメリカのトランプ大統領が中国との通商問題に楽観的な見方を示した事から、アメリカ・中国間の貿易摩擦懸念が多少弱まり、日経平均株価が前日終値を挟んでの値動きを見せました。

後場は、アメリカ・中国間の貿易摩擦が徐々に収束していくとの見方や、アメリカ株価指数先物の底堅い値動きから、日経平均株価が一時的に大きく上昇する展開となりました。

トランプ大統領がアメリカ・中国間の通商問題に楽観的な見方を見せた事で、貿易摩擦への懸念が和らいだ事から、日経平均株価は上昇の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は+の予想です。

4月9日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、予想外にもトランプ大統領の中国に対する通商問題に楽観的な見方を示した事から、上昇の予想が当たりました。

前日、トランプ大統領は中国が貿易障壁を撤廃するであろう旨の文をツイッターで投稿したようです。

これにより、前週末に発表されたアメリカ雇用統計が予想を下回る悪い結果であったものの、上記の見方によって、日経平均株価の前場が下げ渋る形に見受けられました。

まぁ、投資家がアメリカ・中国間の貿易摩擦懸念に過剰反応しなくなりつつあるのではないかと思います。

市場はこのまま過剰反応に振り回される事なく、徐々に落ち着きを取り戻す方向に進んで欲しいものです。

そうはいっても、現実には株価が大きく上下に揺さぶられるような流れが今後も十分ありえるんしょうねぇ。

日本も貿易摩擦の火の粉がいつ飛んでくるかは分かりませんから、多少警戒はあるようです。

今後、アメリカとの通商・貿易関連はどうなることやら…。