日経平均株価予想(2018年4月16日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目3)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値))の予想が少し悪い
  • 日本の経済指標はなし
  • 中国の経済指標はなし
  • アメリカのトランプ大統領がツイッターでシリアへの攻撃時期を明言しなかった事で懸念後退
  • 日米首脳会談(4/17~4/18)
  • 為替のドル円が1ドル107円台
  • 円安気味

今日の日経平均株価は21778.74、前日比+118.46(+0.55%)でした。

株価は、前場寄り付きは+100以上の上昇から始まり、前場ではさらに上昇して一時+250以上の上げ幅を見せた後、前引けに向けて上げ幅を縮め、後場では上下しつつ上げ幅を維持し、上記の本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ株高や円安気味になった事から、日経平均株価が上昇で始まりました。

前場は、シリア情勢への懸念が後退し、【9983】ファーストリテイリングや【6506】安川電機など企業決算が良かった事から、日経平均株価が一時+250以上の上げ幅を見せました。

後場は、本日の中国市場の方向感を欠く値動きを受けて、日経平均株価も上値が重く、同様の値動きを見せました。

来週の日米首脳会談を控え、会談で通商面において厳しい要求がされる事が懸念されるため、日経平均株価は下落の可能性があります。

以上から、来週の日経平均株価は-の予想です。

4月13日±株価予想の結果:○(予想:+/実際:+)

当たりです。

本日の日経平均株価についてですが、予想外にもシリア情勢の懸念が後退し、前日発表された【6506】安川電機や【9983】ファーストリテイリングの企業決算が予想通り良かった事から、上昇の予想が当たりました。

シリア情勢の懸念後退は、アメリカのトランプ大統領がシリアへの攻撃について「いつ攻撃するかを言った事は一度もない」とツイッターに投稿した事によるそうです。

また、「すぐかもしれないし、すぐでもないかもしれない」とも述べたようです。

具体的にいつ行動に移すかに言及しなかった事が、投資家の懸念や警戒感を後退させる結果に繋がったようです。

そして、前日企業決算を発表した上記2社の決算結果や営業見通しが良い事から、日経平均株価前場の上昇に繋がったようです。

企業決算の試金石である安川電機などが良かった事から、今期決算は良さ気なのかもしれません。

ただ、来週は日米首脳会談があり、そこで厳しい要求がアメリカ側からなければよいですけど。

日米首脳会談が日本市場の上昇気運を潰すような形にならなければよいのですが、どうなるでしょうかね?