日経平均株価予想(2018年4月17日)

予想:- 6目サイコロ予想(奇:+/偶:-)+(目5)

日経平均株価に影響を与える思われる内容は、次の通りです。

  • アメリカの経済指標(NY連銀製造業景気指数、小売売上高(前月比 / (コア)前月比)、企業在庫、対米証券投資)の予想が悪いかもしれない
  • 日本の経済指標(鉱工業生産(確報値)(前月比 / 前年比))の予想が良いかもしれない
  • 中国の経済指標(鉱工業生産指数(前年比)、小売売上高、実質GDP)の予想が少し良い
  • アメリカによるシリアへの軍事行動
  • 日米首脳会談(4/17~4/18)
  • 為替のドル円が1ドル107円台
  • 円安一服

今日の日経平均株価は21835.53、前日比+56.79(+0.26%)でした。

株価は、前場寄り付きは+50以上の上昇から始まり、前場上下に振れつつも一時+100ほどの上げ幅を見せ、後場では一時-圏に小幅に沈んだものの、大引けに向けて再び上昇させ、上記の本日終値と前日比を迎えました。

本日の前場寄り付きでは、前日アメリカ株安であったものの、円安気味であった事から、日経平均株価が上昇で始まりました。

前場は、アメリカによるシリアへの軍事攻撃が限定的なものだった事から、懸念が多少和らぎ、日経平均株価が一時+100ほどの上げ幅を見せました。

後場は、明日から日米首脳会談がある事から、日経平均株価も一時-圏に沈みましたが、上値は重いものの、大引けに向けて徐々に上げ幅を拡げる展開となりました。

明日からの日米首脳会談を控え、様子見ムードになりやすく上値の重い展開が予想されるため、日経平均株価は下落の可能性があります。

以上から、明日の日経平均株価は-の予想です。

4月16日±株価予想の結果:×(予想:-/実際:+)

外れです。

本日の日経平均株価についてですが、明日から始まる日米首脳会談を控えているにもかかわらず、日経平均株価の後場が上昇を見せた事が予想外なため、下落の予想が当たりませんでした。

アメリカのトランプ大統領による、あの軍事行動の時期をはぐらかす内容のツイッター投稿の次の日に、シリアへのミサイル攻撃実施とはビックリしました。

ただ、ミサイル攻撃が限定的であった事から、地政学的リスクの強まりとしての、投資家心理の懸念はそれほど膨らまなかったようです。

それよりも、明日から日米首脳会談が始まります。

日本市場にとっては、こちらの方が懸念材料として強いのかもしれません。

アメリカにとって、2017年の貿易統計で赤字として国別第3位である日本に対し、どのような厳しい要求を伝えてくるか分かったものではない状況です。

厳しい要求をしてきた場合、日本側がどう対処するのかにも注目です。

相場が大きく動くとすれば、この首脳会談後なのかもしれませんね。